森喜朗会長が辞意 12日表明へ 女性蔑視発言で引責
ま、どう考えたってそうなるよね。
日本国内でのみの批判で済んでいたらこうはならなかったかもしれないけど
世界中からあれだけ批判&拒絶された上に東京オリンピックのメインスポンサーらが次々と批判・抗議の声を上げたことが大きかったんでしょう。
特に決定打になったのは昨日発表されたトヨタ社長のコメントだと思います。
東京オリ・パラの最高位スポンサーであるトヨタから批判と抗議のコメントを出されてしまってはもう降参するしかありません。
今回のことは「なるべくしてなった」ということ。
でも納得できないことがあります。
それは森会長が謝罪会見を開いた日のことです。
森会長は辞任するつもりでいて家族にも「辞めるよ」と言っていたのに「森会長に辞められたら困る!辞任は絶対にいけない!」と理事たちに引き留められたから辞任するのをやめた
っていう話になっていますが、もしそれが事実なのであれば、辞任を一番強く引き留めたという武藤敏郎事務総長(元日銀副総裁)や幹部理事たちが何のお咎めもなしっていうのはおかしくないですか?
だってそうじゃないですか。
謝罪会見の時、森会長が謝罪の言葉を述べた上で「失言の責任を取って辞任する」と言っていたら、あんなに責め立てられることはなかったはずだし、逆ギレを起こすこともなかったはずだし、
それによって世界中から大バッシングされることもなかったはずなんですから。
森会長の擁護をするつもりはないけど、降りようとしていた人を無理やり登らせたくせに、はしごを外して知らん顔なんて卑怯すぎるし、責任放棄なんて絶対に許せません。
メディアも「組織として腐敗していた」っていう一番肝心なとこをつつけよコノヤロー
大体、オリンピック組織委員会の様な重大で重要な組織ともあろうものが
「この人がいないと何もできない」「この人がいないとどうにもならない」っていうこと自体がおかしいんですよ。
この人がいないと交渉ができない
この人がいないと上手く回らない
この人がいないと先に進んでいかない
だからこの人の意見は絶対で誰も反論できない
この人のやることは絶対で誰も批判できない
間違った事を言ったりやったりしても注意できる人が誰もいない
そんな組織はもはや組織として成立していないし、組織を運営する意味も意義も価値もねえんだよ
ちなみに森の後任は初代Jリーグチェアマンの川渕三郎で調整中だそうですが
それを伝えるニュースを見て川渕さんが森より年上と知ってびっくり。笑
あと、森よりもっと辞めさせないといけないのはコイツな。
日本の癌