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こちらの続きです。

   ↓

百貨店で実際にあった信じ難いクレーム詐欺

 

 

 

 

「一体どんな女なんだろう」

 

 

そう思っていた私達の前に現れたのは

どう見てもフツーの主婦にしかみえない

40代ぐらいの女でした。

 

 

 

お待たせしちゃったかしら~?ドキドキ

ごめんなさいねぇ~ドキドキ

 

 

 

満面の笑みです。

 

そしてそこへフロアマネージャー(別名:役立たずのブタ)が登場

 

 

 

この度はご迷惑をおかけした上に

わざわざご足労頂いて本当に申し訳ございません!

 

 

そういうと店長にこう命令しました。

 

 

早く商品をお渡しして!

お客様にお時間取らせないで!

 

 

 

店長

・・・・わかりました。

お客様、どんなケーキが入っていたか覚えていらっしゃいますか?

 

 

え~~~?

全然覚えてないわ~~~

だって気持ち悪いからすぐ捨てちゃったし~

 

 

マネ

(店長に)好きな物を持ち帰って頂ければいいんだよ!

(女に)ではお客様!どうぞこの中からお好きなケーキをお選びください!

 

 

店長&従業員一同

(えええっっ!!??)

 

 

あらドキドキそうですか~~?ドキドキ

じゃお言葉に甘えてぇ~~ドキドキ

コレと、コレと、コレとぉ~~~

 

 

 

 

そう言いながらその女は

一番高価なケーキばかりを次々と選んでいきました。

 

 

 

 

 

 

ところが、選んだケーキが10個になったのに

「あと、コレとぉ~~コレとぉ~~」っと

選ぶのをやめようとしません。

 

 

 

 

店長

あの・・・お客様?

先ほど選ばれた物でもう10個になりましたが?

 

 

 

は!?

ちょっと、バカな事言わないで貰える?

こっちは用事があったのにそれを断って

わざわざ交通費を払ってここまで来たのよ!?

それを10個で済ませるわけ!?

 

 

 

店長

でも、こちらから伺いますと申し出たのに

「自分が行くからいい」と断ったのはお客様の方ですよね?

 

 

 

だってケーキに髪の毛入れるような店に

大事な個人情報を教えるわけにいかないでしょ!?

だからこっちから来てやったんじゃないの!!

 

 

 

マネ

店長!お客様のおっしゃる通りだよ!

お詫び代だと思えば安いもんだろうが!

黙ってお客様に好きなケーキをお渡しすればいいんだよ!

 

 

 

店長

・・・・分かりました。

 

 

 

じゃ~えっとぉ~~ドキドキ

コレとコレとコレとぉ~~~ドキドキ

 

 

 

 

そういって女は20個のカットケーキを指示。

 

 

ところが、その直後

冷蔵ケースの一番端にあった

「コルネ」に目をやった女

 

 

 

 

 

あ!ちょっと待って!

なに?コレ!

おいしそ~~~!

 

 

 

マネ

お客様、お目が高い!

こちらのコルネはこのショップの定番商品で

一番売れているものなんです!

 

 

 

え!そうなんですか!?

じゃ~このコルネも頂いていくわ~!

 

 

 

店長&従業員一同

(はぁっ!?)

 

 

 

じゃあ~~~

カスタードを15個と

チョコクリームを15個!

 

 

 

店長&従業員一同
(はあぁぁぁぁぁっっっ!!??)
 
 
 

こんなとこでもういいかな~~?ドキドキ
じゃなるべく早く詰めてくださいね~ドキドキ
 
 
 
 
 
 
こうやってこの女はウチの店から
合計50個のケーキを奪うことに
まんまと成功したんです。
 
そして帰る時
 
 
 

色々とお手数をおかけしちゃってすいませ~んドキドキ

でも丁寧に対応して頂けて良かったわぁ~ドキドキ

やっぱり有名店だけのことはあるわよね~ドキドキ

これからはこちらのお店を利用させて頂くことにしますぅ~ドキドキ

 

 

 

 

まさに、「盗人猛々しい」という言葉が

ぴったりなセリフを吐いて帰っていったのでした。

 

 

 

 

あまりの悔しさで目が真っ赤になっている店長。

 

 

もちろんそれはバイトの子たちも

パートの人たちも派遣の私たちも

みんな同じです。

 

 

特に私はこういう性格ですから

「悔しい」などというレベルではありませんでした。

 

でもその私が何も言わずに堪えたのは

百貨店側の命令は絶対だったから。

 

 

もしそれを無視したり反抗したりするような事をしてしまったら

店長やこの店に迷惑をかけるだけでなく

私が所属していた大手派遣会社の顔に

泥を塗ることになってしまうだけでなく

「ぜひアキさんをこの店に」と

私を猛プッシュしてくれた営業のEさんに

計り知れない迷惑をかけてしまうからでした。

 

 

 

 

でも、そういう断腸の思いでいる私たちに向かって

マネージャーは最後に言い放ったんです。

 

 

 

 

 

今の聞いた?

「今度から利用させてもらう」ってさ

良かったじゃないか

お得意様が一人増えてwww

 

 

 

そう言って腕時計をチラッと見かと思うと

「チッ!余計な事で時間を無駄にしてしまった」という素振りで

ウチのショップから足早に去っていったのでした。

 

 

 

 

その瞬間、私の中で

確実に何かが切れた音がしました。

 

 

そして覚悟を決めました。

 

 

 

もういい

自分がどうなろうともういい

 

例えどんな手を使おうと

例え何を犠牲にしようと

 

あの役立たずのクソ豚を必ず地獄の底に突き落としてやる

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

『そんなまさか!』な話が盛りだくさん!