2018年5月15日「ザ!世界仰天ニュース」からです。
5年前、自分の体型に悩んでいた千尋さんは
過激なダイエットで痩せることはできたが極度の生理不順になってしまった。
その5年後、生理不順は変わらなかったが健康だった千尋さんは
1年前からある男性と交際し結婚を誓い幸せな毎日だった。
ところがある日、胸やけがして胃がキリキリと痛み嘔吐するようになったため
病院に行ってみたところ「胃腸炎」と診断されて処方された薬を飲むと一時的に体調が良くなった。
しかし、今度は胃の痛みに加え腸がポコポコするような違和感があったので
別の病院で診察を受けてみたが、やはりそこでも「胃腸炎」と言われた。
が、実は妊娠していてその時すでに妊娠6ヶ月。
吐き気はつわりでポコポコは胎動だった。
過去のダイエットによる生理不順で自分も周りも全く妊娠に気付かなかった。
妊娠後期になってつわりが治まったため超元気になった千尋さんは
妊娠していると知らないためいつも通り生活していた。
仕事場へはママチャリで爆走。
仕事は重い物を運ぶ力仕事。
バッティングセンターでフルスイング。
誰にも気付かれないまま臨月に突入したが、臨月になっても洋服のサイズは変わらなかった。
いよいよ出産が近くなると陣痛の兆候で腰が物凄く痛くなったが
ただの腰痛と思った千尋さんは彼に腰の上に乗ってもらいマッサージしてもらった。
そしてその日の深夜、激しい腹痛で目が覚めた千尋さん。
ついに陣痛が始まったのだが、2人とも食中毒と勘違いし救急車で病院へ。
その結果やっと妊娠が発覚!
1時間半後に生まれたのは3296gの大きな女の子。
散々無茶なことばかりしていたのに、何も異常なく無事に生まれた。
女の子は柚子ちゃんと名付けられた。
仰天スタッフが千尋さん夫婦を訪ねてみると・・・
今もまったくお腹が出ていない。
それにしても臨月でお腹が全く大きくならなかったのはどうしてなのか?というと・・・
千尋さんは身長165cmと女性としては高い方だったこと。
骨盤が一般的な女性より広かったこと。
縦にも横にも余裕があったので、一般女性のようにお腹が前に大きく出ることがなく
広い骨盤の中で赤ちゃんがジャストフィットしていたためお腹が殆ど出なかった。
「元気に生まれてきてくれて良かったです」と語る千尋さん。
この千尋さんの話、番組では面白おかしく編集してあったので
「マジか!」「そんなことあるんだ!?」と笑ってみていた人もいるんじゃないかと思うのですが
これ全然笑える話ではないと思うんです。
いくら生理不順だといっても、結婚を約束して一緒に暮らしている男性がいるなら
妊娠する可能性はゼロではありません。
生理がなくて、胸やけのような気持ち悪さと胃の痛みがあって嘔吐した時点で
まずは妊娠を疑って婦人科へ行くのが当たり前だと思うんです。
もしその時婦人科へ行っていたらその時点で妊娠が分かって
母子手帳をちゃんともらえて期健診も受けていたはずです。
「妊娠に気づかない」」「出産までに一度も定期健診を受けない」
ということがどれだけ危険で恐ろしいことなのか、ということを
もっと真剣に考えるべきだと思います。
この千尋さんという人は、たまたま健康で体が丈夫だったから
奇跡的に母子ともに無事に出産を終えることができただけです。
階段を駆け上ったり駆け下りたり
1日中重たい物を持ち運びしたり
腰の上に乗ってもらうことだけで十分危険ですが
妊娠中にもし風邪をひいて風邪薬を飲んでしまっていたら?
もし麻疹や風疹といった感染症にかかってしまっていたら?
お腹の子供がどうなっていたかは分かりません。
もし子供の脳や体に何らかの障害が出てしまったら、
「ごめんね。妊娠してるって気づかなかったから」って子供に言うんですか?
それは親としてあまりに無責任すぎではないでしょうか。
私は全然笑えませんでした![パー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/106.gif)
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