放射線米「あきたこまちR」は暑さで収穫が3割減る。全国でこれを作ったら令和のコメ騒動だよ! | 心と体を健康にするダイエット法

心と体を健康にするダイエット法

新型コロナ時代に免疫力を上げて健康に生きてゆきたい。そんな中高年のダイエットは健康法と美容法とアンチエイジングを兼ねた方法が必須です。過食と体調不良を改善してウイズコロナ時代に楽しく続けることのできるダイエット法を提案しています。

いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットライフの船田です。
 
1993年にフィリピンのヒナツボ火山が噴火して噴煙が多くなり日本も冷夏になりました。すると全国のコメの収穫量が3割減ってしまい、スーパーのコメ売り場からコメが消えた!
 
そして政府が急遽、タイ米を輸入して供給したけど、タイ米は日本の料理に合わず大変でしたね。
 
日本政府が2025年から、秋田県で作るコメを全量「あきたこまちR」という放射線米にする。
 
数年後には全国で作るつもりなのでしょう。しかし、最近の暑い夏では、放射線米の収穫量が激減するよ。
 
しかも、放射線を当てて遺伝子を壊したコメを食べてどんな影響があるのか、どんなことになるのか、だれにも分からない。人体実験が好きな日本政府。
 
コロナワクチンの次は、主食を放射線米にして人体実験か。しかし、人体実験するまえに、収穫量が激減では、市場の理解が得られないと思う。
 
こんな怪しい放射線米なんか、大反対だ。
しかも、普通のコメと間違えるように作った放射線米「あきたこまちR」は詐欺商品と言ってもいい。
 
普通のあきたこまちという品種ではないのに、「あきたこまち」として売るっていうから、普通に景品表示法違反でしょう。
 
国民を欺いてまで放射線米を売るとは、どんな闇権力から命令を受けているんだ!?
 
しかし、事前に放射線米は暑いと収穫量が激減するのが分かったのは朗報だね。
 
これを理由に反対しやすい!
 
分子生物学者河田昌東さんが3月29日東京集会にて、OsNramp5遺伝子を破壊された稲は暑さに弱く、2割から3割の減収になったという中国の研究を紹介されたが、この件はとても重大なものだ。
 
というのも「あきたこまちR」も「コシヒカリ環1号」も重イオンビーム放射でこのOsNramp5の1塩基を破壊しているからだ。

 その研究によると、穂が出る時の高温とマンガンの低い水田は避けなければならない、という。
 
でも穂が出る時の温度予想なんて難しい。今年の夏は暑そうだ。今年は「あきたこまちR」はやめておこう、と言ったって全量転換してしまうのだから選択の余地がない。

 中国の研究で使われた稲と「あきたこまちR」は違う稲なので、同じことが起きるとは限らないけれども、「あきたこまちR」では成長に欠かせないマンガンが3分の1未満となるので、影響を受けることは想定できる。
 
 実際に石川県は2020年に「コシヒカリ環1号」を産地品種銘柄に指定し、生産が始まったけれども、その生産は翌年には半減し、さらにその翌年には生産は止まってしまった。やはり収量に問題が出て、誰も生産しなくなったからだと思われる(選択が可能な状態でよかった)。宮城県や埼玉県などでの試験でも同様の傾向が出ており、さらに暑い夏が到来すれば、その欠陥は特にマンガンが不足気味の水田ではかなり厳しくなることは容易に想像される。
 
 OsNramp5のどの塩基を壊すかによってカドミウムやマンガンの吸収も変わることが最近の研究でもわかっていて、「コシヒカリ環1号」のようにマンガン不足にならずにカドミウムを吸収しない変異も実現している²(ただし「ゲノム編集」稲)。
 重イオンビーム放射や「ゲノム編集」がいいか悪いかは別にしても、マンガン吸収能力の低い「コシヒカリ環1号」や「あきたこまちR」ははっきり言って欠陥商品に近いと言わざるをえないのではないかと思う。そして、重イオンビームや「ゲノム編集」に頼らなくてもインドの在来種Pokkaliのように自然の中で有害重金属を安全に排除できる稲があるのだから、その活用を考えればいい。秋田県の決定は本当に拙速過ぎた。急いで動かなければ大変な事態であったならやむを得ないかもしれないが、そんな緊急性はなかったのだから。
 
 河田昌東さんのように最新研究にも眼を配る人が行政の中にいたら、たぶん、決してこんな愚かな決定はしなかっただろうと思う。そして、少なくとも実施前に広く意見を聞いていれば、この間違った決定によって大きな損害を作り出す危険を犯さなくて済んだはずだ。
 
 秋田県は従来の「あきたこまち」の原種・種籾の生産を早急に再開すべきだ。
 
 
船田の関連記事