侵略者である西欧列強の植民地支配を終わらせ、人種平等の世界へ貢献した大東亜戦争
という趣旨の内容です。
それぞれの史実を単独ではなく、大航海時代〜幕末・明治維新〜近代史、という一つの大きな流れとして、
大局的な視点で太平洋戦争(大東亜戦争)を語られています。
本書の始まりは、15世紀の大航海時代(著者は大侵略時代とも呼んでいます)までさかのぼります。
学校の西洋の歴史では、貿易で経済が発展したことや「地理上の発見」と言われていますが、
その裏では植民地支配や奴隷貿易がされていました。
巨万の富を手に入れた西欧列強は富国強兵の道を歩み、次々と西欧列強にアジアは植民地支配され、
やがて、極東(ヨーロッパから見て、最も東の地域)の日本へ忍び寄っていきました。
黒船ペリー来航です。
清国のアヘン戦争の二の舞になるまいと、やむなく開国した徳川幕府でしたが、
幕府の弱腰外交に武士たちは不満が募り、攘夷(外敵を追い払って国内に入れないこと)を唱えるようになり、
やがて倒幕運動につながっていきます。
そして、西欧列強の脅威に対抗するために、日本は明治維新という近代化を果たしました。
西洋の文明を取り入れ、ひたすら富国強兵の道を励みました。
一方その頃、ロシアは朝鮮半島を狙っていました。
朝鮮半島を西欧列強の手に落ちたら、日本の安全保障として危機感を持っていた日本は、
朝鮮を独立させ、近代化をさせることを決意しました。
日清戦争で清国の属国から韓国を独立させ、日露戦争ではロシアからの支配を守りました。
(日本の場合、西欧の植民地支配と違って、その国で教育を普及させ産業を興し近代化に貢献、弾圧政治は行いませんでした)
西欧列強であるロシアに勝利して興奮したのは日本だけではなく、植民地支配されてたアジアやアフリカの人々も勇気付けられました。
アジアの青年たちが日本から学ぶようになり、やがてアジアの独立義勇軍として西欧列強を追い払えるようにまでなるのです。
日露戦争で勝利し中国へ進出した日本でしたが、西欧列強の白人たちにとってはおもしろくないことであり、(白人至上主義の差別、黒人差別は有名ですよね)
ソ連のスターリンとつながっていた中国共産党の毛沢東の指示で盧溝橋事件(日本軍が演習中に何者かに発砲される事件)を起こし、
敵同士の日本軍と国民党軍の蒋介石と争わせ、日中戦争へと巻き込んでいきます。
(毛沢東は日本が敗戦後、日本軍と戦って弱っていた国民党軍の蒋介石を打ち負かし、中国人民共和国を建国していることから、
ソ連と中国共産党の謀略だったのではという説が有力です)
さらに西欧列強は国民党軍の蒋介石に援助するだけでなく、日本への輸出禁止や経済制裁をとり、資源少国の日本を追い詰めていきます。
日本はアメリカとの和解交渉を続けましたが度々つっぱねられ、最後に到底要求を呑むことができないハル・ノートをつきつけられ、
最後通牒と受け取った日本は日米開戦へと決めることになります。
日米開戦で最も重要だったのは資源を手に入れることだった日本は、東南アジアを西欧列強から追い払い、植民地を解放し、
資源を供給してもらいつつも、再び西欧列強が植民地支配をしにやってくることを予想し、
現地のアジアの青年たちに軍事訓練をし、来たるべき戦いに備えました。
これが南方作戦です。
ハワイ真珠湾攻撃の目的は、南方作戦をアメリカ海軍に邪魔されないためでもあったのです。
そして、日本は敗戦を喫します。
しかし、大東亜戦争はこれで終わりではなかったのです。
再び、植民地支配しにやってきた西洋列強に対し、アジアは最後まで残った日本兵と独立義勇軍によって西欧列強を追い払い、
次々とアジアは独立します。
インド独立の父であるマハトマ・ガンジー、アフリカの独立も相次ぎ、
黒人差別に異を唱えるキング牧師の公民権運動にもつながっていきました。
余談ですが、インドネシア初代大統領スカルノの第3夫人は、あのデヴィ夫人です。
中には勲章をもらった日本兵がいたり、英雄として墓地に祀られています。
以前、安部総理はインドネシアのカリバタ英雄墓地にて個人の墓前に参拝と献花していています。歴代総理で初めてのようです。
日本・アジアからの視点(大東亜戦争)とアメリカ側の視点である学校教育(太平洋戦争)では、これほど意味が大きく変わってしまうのです。
ですが、アメリカ側の視点は、日米開戦から日本の敗戦までの一部だけを切り取って、
大東亜戦争ではなく太平洋戦争と書き換え、真実を隠しているのです。
例えば、南方作戦があったことや、植民地支配が終わり人種平等の世界へ貢献したことは、
歴史の教科書には一切書かれていませんし、授業でも教えてもくれません。
「時間がないから」と、まるで何かを避けるかのようにチャッチャッと終わらせるような感じだったのを覚えています。
日本は侵略しアジアで悪さをしたと言われていますが、そう主張してるのは中国と韓国だけで、
他のアジアの国々は親日家で、日本に感謝しているのです。
ネットで検索すると、そのような証拠写真と共に記事も出てきて、「一体これはどういうこと?」と思いました。
いろいろ調べてみると、どうやら政府(村山談話や教育)やマスコミは嘘をついているようなのです。
太平洋戦争史では、日本が負けるとわかっていて日米戦争をしたとか、日本がアジアで悪さをしたとか、
自虐的なことしか書かれていません。
これはGHQの占領政策である情報統制であり、それだけ日本という国が脅威だったことを示唆しています。
なぜなら、アジアの国で唯一植民地支配されず、西欧列強に歯向かい、ロシアに勝利した強力な国家だったのですから。
実際、東京裁判では「勝てば官軍」といわんばかりの戦勝国の一方的な主張を通した不正な裁判が行われました。
(同著者の東京裁判がおすすめです)
植民地支配からの自衛戦争だったものを、大航海時代から自分たちがやってきた侵略を日本にすりかえ、
すべての責任を日本に押しつけたのです。
私自身、始めの頃は大東亜戦争って作り話の創作かなと、ずっと思っていたくらいでしたから、GHQの占領政策は実に恐ろしいものです。
学校の歴史教育や反日マスコミに惑わされないようにしてください。
歴史認識の問題は、中国の南京大虐殺と韓国の慰安婦問題だけかと思われがちですが、
このように実はアメリカの太平洋戦争史もそうなのです。
「勝てば官軍」、歴史史実は勝者によって都合のいいように操作されてることを覚えておきましょう。
簡潔にまとめられているので、中学の歴史を学んでいれば、理解できる内容です。
長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
開戦の時のことを思い起こすと実に断腸の思いがある。今回の処刑は個人的には慰められるところがあるが、国内的の自分の責任は、死を持って償えるものではない。
しかし国際的な犯罪としては、どこまでも無罪を主張する。力の前に屈した。
自分としては、国内的な責任を負うて、満足して刑場に行く。ただ、同僚に責任を及ぼしたこと、下級者にまで刑の及びたることは、実に残念である。天皇陛下および国民に対して深くお詫びする。
東亜の諸民族は、今回のことを忘れて将来相協力すべきものである。東亜民族もまた他の民族と同様の権利をもつべきであって、その有色人種たることをむしろ誇りとすべきである。
インドの判事には尊敬の念を禁じえない。これをもって東亜民族の誇りと感じた。
現在の日本を事実上統治する米国人に一言する。どうか日本人の米国に対する心持を離れざるように願いたい。また、日本人が赤化しないように頼む。
米国の指導者は大きな失敗を犯した。日本という赤化の防壁を破壊した。いまや満州は赤化の根拠地である。朝鮮を二分したことは東亜の禍根である。米英はこれを救済する責任を負っている。
戦死傷者、抑留者、戦災者の霊は、遺族の申し出があらば、これを靖国神社に合祀せられたし。出征地にある戦死者の墓には、保護を与えられたし。遺族の申し出あらば、これを内地に返還せられたし。
- 我ゆくも またこの土に 帰りこん 国に報ゆる事の足らねば
- — 東条英機大将 遺言(部分)昭和23年12月22日夜 東京巣鴨
東条英機氏のお孫さんのお話。毅然としており、気品があり、さすが東条英機氏のお孫さんだと思います。
東條英機総理大臣
— 369不動 (@N4er5BANKPkQFQe) 2024年4月2日
の お孫さんが語る
大東亜戦争の真実
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日本が始めた「大東亜戦争」に対する当時の各国の要人たちの評価です。聞いているだけで、涙がでる。
全日本人に見て欲しい!pic.twitter.com/QyY8GOyG0v
— ひで2022真実を追求 (@hide_Q_) 2024年3月25日
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冒頭の写真は、こちらの動画からスクショしました。