日本の食糧事情を何も知らない農林水産省の官僚たちが支配する国。 | 心と体を健康にするダイエット法

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いつもありがとうございます。

ハッピーダイエットの船田です。


これは恐ろしい。


農林水産省の実務担当の役人が、日本の農業の実態を知らない。全て外資の息がかかった民間企業に委託しているから。これはヤバいよね。


農林水産省がそうなら、他の省庁もそうなんだろうね。茶番を通り越して喜劇だな。


日本の農業にしても、すでに在来種の種は消滅の危機ですし、見た目だけ立派で種の自家増殖が出来ないF1種もゲノム編集野菜になろうとしている。


農業の多国籍企業は、こんなゲノム編集という野蛮で未熟な技術で人類が食べて行けると本気で思っているのか? バカなんじゃないの?


現代の科学では、自然の葉っぱ1枚作れないのに、遺伝子を破壊して突然変異するDNA破壊行為のゲノム編集がそんなに優れているのか?


私には幼児が葉っぱちぎって火遊びしているようにしか思えない。だって、創造しているんじゃなくて、未熟な技術で遺伝子を破壊しているんだからね。


この技術には恐ろしい未来が待っているように思えます。愚かな人間が創造神の真似をして、どんな火傷をするのかね。


旧約聖書には、神の真似事をし始めた文明が滅んだ話があるよね。遺伝子をいじくり始めたら、もう危険な領域に踏み込んでいると思います。


自然の法則を発見して活用するのは良いと思うけど、ゲノム編集や遺伝子組換えは、遺伝子を破壊する乱暴な技術を科学の進歩と見せかけているだけの愚かな行為だと思う。


もう、この国は末期症状だね。



印輪智哉氏の記事



日本ではほとんど報道されないが、日本の種苗法は世界でもっとも農家のタネの権利を無視したものだと海外で批判されている。


他の国の多くも企業本位になってはいるものの、さすがに農民の権利を完全に否定することはできないので、少しは配慮したものになっている。それが日本の種苗法にはないからだ。 


日本政府は自国の法律だけに飽き足らず、そのとんでもない法律を世界に輸出しようとしているとして世界から批判されている。
 

なぜ、日本はそんなことをやるの、と農水省の官僚に話を聞いても、埒があかない。言うとまずいことがある? 


いや、そうじゃなくて、あまり実際のところを知らないようなのだ。優秀なはずの実務担当者なのに。なんで?
 

答えは単純だった。そこも民営化されてしまっているのだ。だから実務担当者ですら、十分把握していないのだろう。


任せればいいので、それで全然困らないし、逆に把握しようとしたら立場がやばくなるのかもしれない。


海外での批判の実態も農水省の官僚はほとんどつかんでいない。自分たちは関係ないから関心がないというところか。


その実務は外郭団体がやっていて、その外郭団体を構成するのは住友化学や三井化学や日本を代表するアグリビジネス。その正体は多国籍企業のコバンザメとして利益配分に預かる存在。
 

でも、ここに任せたらまずいに決まっている。自分たちの利益になることしかやらないのは誰の目にも明らか。


国連ではさまざまな条約や宣言で農民の権利を守ることが決められているのだが、民間企業にとってはそんなのは関係ない。


本当は農水省が仕切って、せめて国連の条約などとの整合性を確保しなければならないはずなのだけど、それすらやっている気配がない。委託事業として任せっきりなのだろう。
 

食料・農業・農村基本法改正案もやはりこうした民間企業のための改正案+官邸による戦争法だと受け止めざるをえないのだけど、これにどうやって対抗していくべきだろう? 


日本はもはや国家の体を成していない。政府は税金を吸い上げるだけで、与党や官僚は利権を確保することしか関心がなく、実務は企業連合が勝手に進めている。


国会はその体を繕うだけの機関になってしまっている。いくら国会で論破しても、与党・官僚も反論すらしない。マスコミも報道すらしない。論争すら成り立たない。言論の権威は地に落とされた。
 

そんな中で危機だけは加速している。本来、守らなければならない、気候変動や環境の激変にも大きな力を発揮することが期待される在来種も消えゆくだけに任されている。


莫大なお金を遺伝子を破壊することに費やしながら、貴重な在来種を生きた形で残すことには政府は涙金すら出し惜しむ。


種子メジャーも遺伝子のデジタルデータさえあればそれで生きた生命はいらないと言わんがばかりだ。


 生きたタネも農家もいない世界。人間が遺伝子を設計した合成生物を工場で培養して食にする。


企業が徹頭徹尾握ってしまう社会。人はその企業の利益を増やすための存在でしかないような社会。


そんな仕組みができ始めている。でも、こうしたシステムは世界の生態系を支えられるわけもなく、崩壊するだろう。


しかし、与党・官僚・巨大企業のピラミッドは強固に見える。この生態系的破滅に向かう動きを止めるのは簡単なことではすみそうにない。単なる政権交代だけでは止まらないだろう(もちろん政権交代は必要としても)。
 

この現実、未来を変えることはできるのか?

あえてできると言いたい。それはどうやって?


そんなことをナマケモノ倶楽部の辻信一さんと考えたいと思います。 


 《オンライン学習会:「コモンとしてのタネ ー 食のローカリゼーションを考える」》 


日時:4月16日(火) 20:00〜21:30
講師:辻信一(ナマケモノ倶楽部代表)/印鑰 智哉(OKシードプロジェクト事務局長)
参加費無料
Zoomによるオンライン学習会(要申し込み)
サポーター登録(無料)が必要です。登録後に、申し込みフォームのURLが記載された案内メールをお送りします。
サポーター登録はこちらから→ https://okseed.jp/supportus.html
 


 ◆辻信一さん プロフィール
アクティビスト、文化人類学者、明治学院大学名誉教授。スローライフ、キャンドルナイト、ローカリゼーションなどの提唱者。NGOナマケモノ倶楽部代表として、数々の環境=文化運動や環境共生型ビジネスに取り組む。
  


◆ナマケモノ倶楽部
つながりを大切にする『スローな社会』を目指し、人と人、人と自然、今の世代と未来の世代にとって、おいしく、美しく、安らぐライフスタイルを提案・実践している団体です。日本での「ローカリゼーションデイ」を牽引しています。





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