重イオンビーム放射線でDNAを破壊されたコメは2025年から秋田県を中心に栽培が始まり流通する! | 心と体を健康にするダイエット法

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いつもありがとうございます。

ハッピーダイエットの船田です。

 

食料としての種の安全を守るOKシードプロジェクト代表の智哉さんの記事をシェアしました。

 

非常に大事なことが書いてあります。

 

いま日本政府は、主食のコメを、今までのブランド米を廃止して、重イオンビームという放射線を照射して遺伝子を破壊した米を全国民に食べさせようとしているからです。

 

今回秋田県が進めている放射線米は、重イオンビームという放射線を種もみに被ばくさせ、遺伝子の突然変異によって、カドミウムを吸収しない米として開発されました。

 

その名も「あきたこまちR」です。

普通のあきたこまちとは違うので注意が必要です。

 

秋田県では2025年から、県内で栽培するすべてのあきたこまちを、この放射線米のあきたこまちRに転換しようとしている。

 

なぜなら、2025年以降、通常のあきたこまちの種を秋田県は提供しないそうです。おそろしい暴政ですよね。しかも農水省は他県でも同じにするための予算を付けようとしている。

 

こんな変なことをしているのは、現在、世界中で日本だけです。以前はC国も研究していましたが、撤退したそうです。日本の技術力が裏目に出ています・・。

 

もはや、日本のコメも危機的状況になっています。このままでは、日本人の主食が「放射線で異常変異した品種」ばかりになってしまう可能性があるからです。

 

秋田県の「あきたこまちR」の全量転換が失敗することを祈るばかりです。

 

この情報は重要なので、多くの方に教えてあげてください。

 

 
 

 

「あきたこまちR」「コシヒカリ環1号」など重イオンビーム放射線育種問題、調べれば調べるほど、問題だらけであることがわかってきます。

「世界で広く、長く放射線育種はやってきた」というけど、重イオンビーム育種をやった実質的な国はわずか2国、中国と日本のみ。マレーシアやバングラデシュもやっているが、どうやら実質的に動いているのは日本。中国は1998年を最後に作っていない。残るのは日本だけ。なぜそんなすばらしい技術なら他の国が真似しないのか。

 

 その品種は日本では稲の他に、タマネギやレタスも作られているけれども、その情報は国際原子力機関(IAEA)には情報が出てこない。IAEAはそれでいいのだろうか? 民間企業が勝手にやるから知らないで、日本政府はいいのだろうか?

 

 日本は毎年、アジア原子力協力フォーラム(FNCA)のコーディネータ会合を通じて、この育種を拡げようとしているようだが、他の国は動いていない。原発輸出の失敗がかぶって見えてしまう。

 

 で、日本ではこの技術で作った稲を主要品種にするという方針を農水省は立てているが、2015年に品種登録されているのに未だに成功例を聞かない。どこでもうまくいかずに成功に至っていない。それでも秋田県は全量転換するの?

 

 あまりに無謀では? あまりに危険な博打に出ているようで心配だ。せめて、「あきたこまちR」を栽培する農家だけでなく、従来の「あきたこまち」を栽培したいという農家も支援するようにすればその危険は減らせると思うのだが。

 

 

 
重イオンビーム放射線育種は実質日本だけ。
 
 重イオンビーム育種米問題、放射線育種として伝わってしまったため、幾重にも誤解が広がった。「放射線育種なら以前から世界各地でやっていたから問題ないんじゃないか?」など。
 
でも以前からやっていたガンマ線を使った放射線育種は実質的にすでにもう終わっている。今回、登場した品種はそれとは違う重イオンビームを使ったもの。
 
 重イオンビームはガンマ線と比較にならないほど1点にあたる破壊力が強い。ガンマ線があたっても遺伝子が直接傷つくことは稀で、細胞内で活性酸素(フリーラジカル)が作られて、それが細胞を傷つけ、突然変異が生まれるケースが大半とのこと。それに対して、重イオンビームはイオンが遺伝子の2重鎖を切って破壊していく。同じ技術というにはあまりに違いが大きすぎる。
 
 どれだけ開発実績があるのか、国際原子力機関(IAEA)に提出されたデータでイオンビーム育種されたと品種を調べた(1)。世界で26例しか見つからなかった。
 
その内訳は日本が13品種、中国が6品種、マレーシアが3品種、バングラデシュが4品種。しかし、マレーシアの3品種は日本で照射されたもので、バングラデシュも同様だろう(2)。となると日本で作ったのが20品種、中国は6品種だけということになる。
 
しかも中国は1998年を最後に重イオンビーム育種による新しい品種は届け出がない。つまりIAEAのデータを前提にする限り、重イオンビーム育種は現在日本でしか行われていないことになる。
 
 「放射線育種は世界で広く行われてきた」と言って、この開発技術はどこでも受け入れられていると政府は言うけれども、実際には現在やっている国は事実上日本しかないのが実態であることが見えてくる。
 
 農水省お抱えの「ジャーナリスト」たちが言うようにもしこの技術が本当に「すごい」技術だったら、なぜこの技術が世界に広がらないのか、説明が必要だろう。
 
本当にすばらしい技術であれば多くの国が採用していくはずだ。しかも日本はこの技術を広めるために毎年国際会合まで開いて、採用を働きかけているにも関わらずほとんど採用の動きがないのだ。
 
 しかも、日本でも重イオンビーム育種米である「コシヒカリ環1号」が品種登録されたのは2015年。農水省はこの品種やこの品種と交配させた品種(「あきたこまちR」など)を全国に普及させるために毎年、都道府県に交付金を出して奨励している。
 
それにも関わらず、成功例はいまだにない。宮城県は「ひとめぼれ」との交配品種を2つも作って昨年から生産開始をめざしたが、どちらも「ひとめぼれ」とは似て非なるものになってしまい、収量が下がってしまう、という結果となったので、中止してしまった。
 
埼玉県でも試験栽培で同様の結果が出ている。石川県は2020年に「コシヒカリ環1号」を産地品種銘柄に指定して生産が行われたが、結果は振るわず、昨年は生産ゼロになってしまった。成功例8年経ってもゼロ。
 
 汚染地であれば吸収されるカドミウムが下がるというメリットがあるとしても、必要なマンガンも十分吸収できず、収穫が減り、特許料毎回払わなければならず、自家採種すら許されないということでは、非汚染地の生産者側にはメリットはない。
 
 なぜ、秋田県はこの品種への全量転換を決めたのだろうか? そして兵庫県は全量転換を検討しているのだろうか? 農水省は来年の予算概算要求で2025年までに3割の都道府県にこの品種の導入を柱とするカドミウム低減施策の採用を求める交付金のための予算を求めている。
 
 本当のメリットがあるのは農水省ではなく、原発輸出に失敗した原発村なのではないだろうか? 原子力技術の平和利用の名の下に原子力技術者を確保し、原子力産業を維持するためにはその口実が必要とされる。今後、原発は厳しいことを考えれば重イオンビームを社会に不可欠なものにしていけば生き残りやすくなる。
 
 「あきたこまちR」を批判したら自民党までがその批判への反応を示した(3)。市民団体の声に対して自民党自体が動くというのは異例の事態だろう。そして原子力村も反応してきた(4)。やはり原子力村がこの問題の背景にあることが見えてくる。
 
 このまずい農水省の方針と、それを採用してしまった秋田県の決定によって、秋田県の農家にとって困った事態がやってこようとしている。2025年以降、秋田県は従来の「あきたこまち」の種籾を供給しない。なんとか「あきたこまち」を絶やさないように、秋田県の農家支援が必要だ。
 
(1) IAEA Mutant Variety Search https://nucleus.iaea.org/sites/mvd/SitePages/Search.aspx
 
(2) バングラデシュでは1品種だけ日本で重イオンビーム照射されたことが明記されており、3品種は記載がないが、同様に日本で照射していると考えられる。
 マレーシアで種の問題の国際会議があり、マレーシアの専門家が何人も参加していたが、マレーシアのこの3品種のことを知っているという人はいなかった。作ったけど売れていない事情が見えてくる。
 
(3) 自由民主党:「あきたこまちR」全面切り替えへ 安全性に問題ありません
https://www.jimin.jp/news/information/206654.html
 
(4) 日本原子力産業協会:放射線を活用したコシヒカリの画期的な育種に反対運動 いまこそ放射線教育を!
https://www.jaif.or.jp/journal/column/kojima/20438.html
モンサントに招待されてすっかり有機農業からモンサントへ宗旨替えしてしまった小島正美氏の記事。放射線育種と放射線照射を混同したり、目も当てられないお粗末な文章です。放射線教育必要なのは誰でしょうね?
 
 

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秋田県、やる気満々です。

 

 

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