お菓子中毒を改善する玄米のγ-オリザノール | 心と体を健康にするダイエット法

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いつもありがとうございます。

ハッピー☆ダイエットライフの船田です。


2018年に書いた記事ですが、大事な話なので再投稿します。



玄米に含まれる成分のγ-オリザノールが、
チョコレート中毒のような高脂肪の食品中毒を改善する効果があるようです。
中毒の報酬系に効く成分なんですね。



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中毒を改善する玄米のγ-オリザノール

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チョコレート中毒にポテトチップ中毒、
アイスクリーム中毒にケーキ(生クリーム)中毒もありますよね。

ここに書いた中毒はマイルドドラックともいわれ、
麻薬のように一度食べたら止められないという食品です。

いずれの中毒も油と糖質の組み合わせです。
どちらも甘味が強い成分でダイエットの副作用なのかもしれません。

これらはマイルドドラックといわれるだけあって、
本物の麻薬に勝るとも劣らない中毒性を持つとも言われています。

麻薬を使うときは罪悪感や危機意識があるはずですが、
普通の食品であるだけに、安心して食べ過ぎてしまう傾向性があるのだと思います。

じつはこれらの麻薬類を止められなくなるには、
脳のシステムである報酬系という仕組みが関わっています。

強い欲求が満たされたときにドーパミンが分泌されて満足する。
すると気持ちがいいものだから、またやりたくなるという循環が始まるのです。

問題なのは報酬系のシステムは満足レベルが上がりやすいのです。
もっともっと、強い満足を得たいがために欲求が際限なく強くなってしまうのです。

チョコレートをたまに食べて美味しいと思っていたのが、
1回あたりの量が増え、毎日食べずにはいられなくなってくるのです。

これは報酬系の暴走により、
食欲がコントロール出来なくなってしまうのが理由です。

人間の脳ではこの時、報酬系の存在する脳の視床下部に炎症が起きています。
チョコレートやポテトチップのような高脂肪食品が炎症を起こしやすいのです。

この状態の脳を改善するのに、
玄米に含まれるγ(ガンマ)-オリザノールが有効であることが分かりました。

沖縄琉球大学では肥満の研究をしており、
益崎裕章先生らが研究で明らかにしたものだと言います。

γ-オリザノールとは玄米特有の成分で、
ポリフェノールの一種であり、米ぬかの部分に含まれています。

γ-オリザノールは、善玉(HDL)コレステロールを増やして
悪玉(LDL)コレステロールを減らすので脂質異常症の予防にも効果があります。

日本では、高脂血症や自律神経失調症の医薬品として使用されています。

また抗炎症作用、抗アレルギー作用、皮膚の乾燥や肌荒れを防ぐ作用、
筋肉疲労防止作用などが報告されており、化粧品やサプリメントなど幅広く利用されています。

このような効能があったわけですが、
今回新しく脳の炎症を改善する効果が発見されたのですね。

簡単に言えば、チョコレートのような高脂肪食品の悪循環を断ち切る作用があるのです。
これは白米には期待できず、玄米の場合にのみ、脳の炎症を軽くする効果があったのです。

食べ過ぎが止められない方や、ダイエット後のリバウンド防止に効果的です。
今までも体験的に、玄米がダイエットによいことは分かっていましたが科学的にも証明されたのですね。

これからもダイエットと健康に玄米をお勧めしようと思います。
なお、玄米の効能はいいのだけれど、どうしても食べたくない方もいるようです。

ちなみに、γ-オリザノールは医薬品にも含まれていますが、
たとえば、アリナミンEXゴールドやキューピーコーワゴールドA等にも含まれます。

これらの医薬品は現代的な疲れに効く滋養強壮剤です。
これを飲むと、チョコレート中毒が改善するということですね。

ただし、栄養不足の方もお菓子がやめられなくなります。
たんぱく質やよい油が不足すると、お菓子が止められなくなります。

それも合わせて、お菓子中毒を改善したいものですね。

 

 

 

 








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