ただ傍にいてくれるだけで、こんなにも幸福感に満たされるなんて不思議。
大事だからこそ心配にもなるけど、パートナーをはじめ、そんな存在がスイスにできたことに感謝。
そんな気持ちが湧いてきます。
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私がスイスに来たのは2011年冬。
結婚したのが2年後の2013年秋。
子供が誕生したのが、2019年夏。
子供が欲しいと思い始めたのは、2016年の春で、妊娠に至るまでに2年半と少し。
この間、とても長く感じてた。
途中、子供ができない可能性を何度となく考えたし、夫婦揃って「もしかして子供は持てないのかな・・・」、そんな考え方に囚われたこともあり、その度に胸が締め付けられた。
いつからこんなに子供が欲しいと思ったんだろう?
自分でもハッキリとは分からないけれど、時期が熟してきて年齢的にも妊娠や出産をちょうど意識し始めた頃だったように思う。
私にとってスイス生活はいつしか、「子供を持つこと」がウェイトを占めるようになっていった。
正直、私は子供に愛着があるタイプではないし、結婚した時も別に子供が欲しいとは思わなかったけれど、いつしか自分の中に「この人と家族つくりたいなぁ」という純粋な気持ちが芽生えていた。
それなのに叶わないことは、単に悲しすぎた。
注)あくまで、私の中の家族の定義が、子供ありだということです
ただちょうどこの2年半の間に仕事を始めたり、交友関係が広がったり、頭を悩ませることが妊活だけではなかったこともとても良かった。
実際に妊娠が発覚したときも、いろいろ忙しくて充実していたし、人間は何か一つのことに囚われるのはあまり良くない。
今は、子供がいるからこそ自分の人生を大切にしたいと思ってる。
親という役割を与えられたことで「子に恥じない人生を」と思うし、子が巣立ったときのためにも、「自分の人生を」と思う。
子供ができたことで、自分の人生が大きく舵を切ったのを感じる。
以前大切だと思っていたものが、それほどでなくなったりと、価値観の変化もある。
私は人生が大きく変わる節目を、大きく3つのステージで捉えていたけど、そこに
①学生時代 / 学生
②新社会人〜入籍 / 社会人
③子供の誕生 / 親
④老後生活 / リタイヤ世代
子供の誕生を加えたいと思う。
考え方や価値観が変わるし、生活スタイルも変わる。
人生のステージがまた一つ上がった、そんな気がする。

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これからどんな新しい節目が訪れるんだろう。
ワクワクする。