きっと、習い事にでも連れて行くのかなぁと想像してますが、この外国人の母親が、いかにも「子供に関心なさそう」で、子供が可哀想に見えてしまいます。
言葉はわかりません。
たぶん、ロシア語とかそんな感じの響き。
言葉は分からなくても、子供と親の距離感で、どんな感じかが伝わります。
子供はたぶん、4歳前後かな。


痛々しい。
同じ日、別の親子(父親と息子)を見かけました。
子供は同じく4歳前後で、こちらも恐らく東欧系の外国人。
この父親は、子供の目を見て話し、子供の会話に耳を傾け、寒そうにしている子供の手をこすってあげたり、手をつないだり、愛情たっぷりに見えました。
4歳とか、その辺りの子供って、まだまだ親の関心が必要な頃じゃないんですかね。
他人から見ても明らかにそうなのに、それを無視するような親の態度は、見ていて悲しくなります。
正直なところ、外国人として生きる子供たちを見ると、スイス人として生まれてきた子供たちよりも、気になってしまう自分がいます。
この日は、ほんと、ドイツ語以外をよく聞いた日でしたが、みんな一体どんな事情により、このスイスにやって来たんだろう、と考えを巡らせてしまいます。
周りにも、スイスで生まれた外国人がいて、割と自分の親の国籍に自信を持っている人が多い印象ですが、スイス国籍を取得していても、やはり親の文化的影響はやはり根強かったりします。
アイデンティティ確立に迷いが出たり、独自の国の文化が根付いてそれが邪魔をしたり、難しい局面があったりするんじゃないだろうか。
そんなことを、両親が外国人の子供を見ると、考えてしまうのです。

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