いろいろな親子 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

電車に乗るとき、いつも、同じ親子を見ます。
きっと、習い事にでも連れて行くのかなぁと想像してますが、この外国人の母親が、いかにも「子供に関心なさそう」で、子供が可哀想に見えてしまいます。



言葉はわかりません。
たぶん、ロシア語とかそんな感じの響き。
言葉は分からなくても、子供と親の距離感で、どんな感じかが伝わります。
子供はたぶん、4歳前後かな。



もやもや子供は必死でいつも母親の方を見ているのに、母親は背中を向けて携帯電話で誰かと話し中。


もやもや子供は必死で母親に話しかけるけど、母親は適当にあしらっている感じ。会話が続かず、子供が話して、それに母親が短く何かを答えているだけ。


痛々しい。


同じ日、別の親子(父親と息子)を見かけました。
子供は同じく4歳前後で、こちらも恐らく東欧系の外国人。
この父親は、子供の目を見て話し、子供の会話に耳を傾け、寒そうにしている子供の手をこすってあげたり、手をつないだり、愛情たっぷりに見えました。



4歳とか、その辺りの子供って、まだまだ親の関心が必要な頃じゃないんですかね。
他人から見ても明らかにそうなのに、それを無視するような親の態度は、見ていて悲しくなります。


正直なところ、外国人として生きる子供たちを見ると、スイス人として生まれてきた子供たちよりも、気になってしまう自分がいます。



この日は、ほんと、ドイツ語以外をよく聞いた日でしたが、みんな一体どんな事情により、このスイスにやって来たんだろう、と考えを巡らせてしまいます。



周りにも、スイスで生まれた外国人がいて、割と自分の親の国籍に自信を持っている人が多い印象ですが、スイス国籍を取得していても、やはり親の文化的影響はやはり根強かったりします。



アイデンティティ確立に迷いが出たり、独自の国の文化が根付いてそれが邪魔をしたり、難しい局面があったりするんじゃないだろうか。



そんなことを、両親が外国人の子供を見ると、考えてしまうのです。




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日本にいる時は、本当に関係なかった話題。