蘆雪(ろせつ)展 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

あぁ〜やっとソンターグ(日曜日)!
忙しくて、ブログを書く時間もありませんでした。有り難いことです。
去年の今頃、日本でのんびり過ごしていたのが懐かしい。



もう11月ですか。
振り返ってみれば、夏に日本から戻ってからの9〜10月はあっという間に過ぎた気がします。


きっとすぐ、気づけば12月か!な状態になるんだろうな。
クリスマスプレゼント、そろそろ探さないとっ。
クリスマス休暇、はよ、来い。



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さて、この有名な虎。
(本当の姿は猫らしい、と何かで読んだ)



↑入り口(カメラOK)にあったパネルを撮影したもの



9月のとある日、知り合いから教えてもらって早2ヶ月・・・。
気になっていた展覧会へ、出かけました。




長沢芦雪展

公式HPより
開催:9/6〜11/4


江戸時代の絵師「長沢蘆雪」の展覧会。
しかも海外で見れるなんてっ!感動です。



2回行ったのですが、とにかくお客さんが結構多くてビックリ!
決して大きくて目立つ場所ではないのに、きちんと周知されている。
係りの人が絵について説明してくれるツアーを横でやっていて、私も少し説明を聞いてみたけど、もらえる冊子にある内容よりも詳しく、見る人視点からの解説に、思わず頷いてしまいました。



親に連れて来られたのかな?という退屈そうな子供は別として、みんな、あぁでもない、こうでもない、と楽しそうに歓談しながら見ていました。 



ふと見ると、カメラNGなのに、スマホで撮ってる人がいたけど・・・写真に残したいほど、気に入ったのね。




これで、和歌山県の下にある「無量寺」を訪れる人が増えそうだな、という印象。
それに、これがきっかけで日本に興味を持った人がいたとしたら、長沢芦雪が眠っている京都の回向院(えこういん)にも人が集まりそうな予感。



日本を好きになる人は、一度ならず二度、三度と日本を訪れたい人が多い気がするので、行くたびに訪れる場所もマイナーになっていったりするでしょうし。



最後にはポストカードとファイルをお土産にゲットしてしまいました。
気がついたら手に持ってたよね。
知らないおばちゃんと、「このグッズ良いね〜」みたいに意見が合うし(笑)



日本人として、日本のことを知るきっかけになるし、こんな機会があれば、ぜひまた訪れたいと思います。



最後に、長沢蘆雪についての参考ウェブサイト
INTO JAPAN には、虎図に隠された秘密、
無量寺HP(串本応挙芦雪館) には、略歴などが載っていますが、勉強になりました。



どうして絵に「魚」字の印があるのか、不思議でしたが、


氷の溶けた水の中で魚が泳ぐ姿
苦しい修行時代も氷が溶けるように自由を得る
無量寺HPより、一部抜粋



何とも、現代に通じる理念を感じます。



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