私の毎週末の一番の楽しみだったと言ってもいい、「おっさんずラブ」鑑賞が終わってしまいました・・・◯◯ロスってドラマでなったことないけど、初!ドラマでロスロス〜!
インスタグラム「武蔵の部屋」も面白くて、このドラマにはいろいろ楽しませてもらいました。
俳優陣が演技が上手いとか設定が面白いとかいろいろ抜きにして、「人を好きになるって何だろう?」ていう基本的な質問をこのドラマは投げかけていたお。←?!
好きだから一緒にいたいと思う純粋な気持ちを、他のどの恋愛ものよりも感じたドラマだったお。
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ところで、恋愛ドラマでよくある、ハグやキス。
こちらスイスでは恋愛に限ったことではなく、家族間でも会うたびにハグをしたりします。
私の場合義理の家族とあまりに頻繁に会うので、1週間顔を見ていないだけで So lange nicht gesehen (長いこと会わなかったね) とハグします。
これも私的には、「いや、先週会ったよ?」「ハグするほど久々でもないやん」な感じですが、郷にいれば何とかで、合わせています。
もし何ヶ月も合わなければ、ここに頬キスが加わるでしょう。
というのも、スイスの挨拶は基本、3回のキスとなっていますね。だいたい左から?、左→右→左なイメージがあります。
タイミングが合わず間違えれば、口と口でのキス寸前なんてハプニングになりかけたこともありました。
頻繁に会う家族間ではそこまでしないけど、久々に会った人なんかには、出会う人に全員挨拶するので、人がたくさん集まった時なんかは挨拶だけで時間かかったりするんですが、顔と身体を近づけることによって距離が近くなる感じはしています。
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しかーし!
キスをし慣れていない私ががハグ&キスの国にやってきてから、早6年半が経ったわけですが、苦手なものがあります。
それは、「本当に頬にキスをする人」の中でもさらに、「唇をしっかり U の口にしてキス💋する人」です。
私も日本の和な一般家庭で育ってますから、幼少時にそんな唇を使った西洋的な風習はありませんでした。今の現代的パパママは、そんなこともないのでしょうけど。
こちらに来て初めてまともに外国人と関わるようになったわけですが、他人に頬とはいえ「キス」された時の感覚って、好きになれないんですよね・・・
しかも、「チュッ」という音付きの場合、さらに苦手!外国の人ってほんと、一般的にみなさんキスがお上手ですけど、あのチュッという音を出す瞬間に、変な話、皮膚を吸ってませんかね?
「え、今ゼッタイ唾液ついたよね?」という違和感と柔らかい唇の感触が、ほんとに苦手・・・。
他人の唇の柔らかさなんて、知りたくないよ・・・。
キスはあれど挨拶習慣ではない日本からやってきた私にとって、ハグは別に何とも思いませんが、この「キス」をやらなければならないのは、苦行!
一度、義母方の親戚がやってきた時に強制じみた雰囲気が出たことがあります。
スイス生活の中でも、2〜3度ほどの面識しかありませんし、いきなり見たら名前も分からない関係性の親戚。
それでも、私はもうこちらの家族の1人になっているし、義母にとっては普段連絡も頻繁に取り合う大事な存在のようで、「私たちの文化では、ハグ&キスをするのよ」なんて促された時には、ほんと、「だから何だYO、ほっとけ!」と思いました。
まぁ、その親戚と私の間にそもそも心理的な距離があるので、私が寄っていかなければ相手も同じで、その場では握手だけで済みました。ふぅ。
私もこちらの人が日本にやってきたとき、挨拶だとか別に法事でもない限り、日本のやり方を押し付けたりしませんから、私が未知なる東の果ての国から来ていることを忘れないでほしい、と心の底から願う瞬間です。
とにかく、この濃厚吸引キスとの遭遇をできるだけ回避すべく
◾️ 極端にフレンドリーに振る舞うことを避け
◾️何度もキスする隙間を与えず
◾️片方だけのキス留めるようにし
◾️ハグだけに徹する
といった工夫を行なっています。
「Uキス=愛情表現」ということの意味を理解する日は、訪れるのか。
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夏デコ、はじめました

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夏は毎年同じですねん。