自分が狭量なのか、相手が頑固なのかは分からないが、自分が100%正しいかのように主張が止まらないヨーロッパ人と話すのは疲れるなぁ、なんて思わされた連休。
スイス・チューリヒの春先のイベントと言えば、「ゼックスロイテン(Sechsläuten / Sächsilüüte)」。
中世の衣装に身を包んだ人たちがパレードを行ったり、木くずと爆竹が仕込まれたブーグ(BÖÖG)と呼ばれる巨大な雪だるまに火をつけ、頭部が爆発するまでの時間で「今年の夏の良し悪し」を占う側面もある。
昨年はえらい晴れていたので、燃えるのが早かったー。(9分56秒)
それに比べて、2016年(43分34秒)のように、雨の日は爆発するまでが長い。
結局は夏の良し悪し占いは、この日の天候によって左右されるんですやん。

毎年、どれくらいの時間で燃えたかは、こちらのサイトでご覧になれます。
また、ゼックスロイテンの概要は、こちらのサイトでも説明されています(ドイツ語)。
早く雪だるまの頭が爆発すればするほど、良い夏になる、と言われているが、今年の2018年は・・・
20分31秒。
「ほとんど当てにならない」とされるこのブーグ占い。
こちらのスイスの国営放送やNZZ新聞によると、「まぁまあ(フツー)の夏になる」ということだそうですよ。
もうね、暑くなければ何でもいいです。
花粉も飛んでるし・・・

チューリヒの街が人でごったがえして盛り上がっていたこの月曜日。
私は家でダラダラしようと決めていたにもかかわらず、急な用事で街へ行くことになってしまい、人混みを見て目がテンになっていたんですが。
別日のこと。
スイスの高級百貨店 GLOBUS で、こんなものが売られていました。
mini POCKET BÖÖGG
ミニブーグ!!
どこで燃やすの??という基本的な疑問。
しかも、これは障害を持つ人たちの手によって作られたのだとか。
買うだけで社会貢献。
この「社会貢献」という四文字ですが、あまり実感しないスイス生活。
てなわけで、次回はちょっとこの社会貢献なるものに出かけてきた記事を書きたいと思います。

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良い夏=晴れた夏=花粉