1週間が経つのが本当に早くて、夫婦でゆっくり過ごす時間がまた1週間頑張らないと来ないのかと思うと、既に気が滅入ります。
最低限、青空を拝みたい。
スイス生活7年目、現段階で一番大切なもの。
それは、お風呂の時間です。
これは、当初には感じることがなかったのですが、お風呂に浸かることが最大の癒しです。
よく海外に住んでいると、ラップが使い物にならない、だとかありますね。
日本製品の方が質が良いのは当たり前で、商品1つとってもいろんな種類があるし、痒い所に手が届く発想は、日本独特ですもんね。
でも、「モノ」のことを言い出したらキリがない。
普段の中で必要だけどスイスで手に入らないものは日本で手に入れるとして、それ以外の「充実した時間」を与えてくれるのは、何も考えずぼーっとお風呂に浸かる時間なのです。
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週末、パートナーをそっちのけにして、ドイツ語学校時代の旧学友と再会してきました。
ナチョス
当時確か、B1〜B2くらいをいっしょに勉強したと思う。
「と思う」というのは、私はこの頃の記憶が曖昧なので、はっきりと思い出せないのです。
個別に会っていたのは抜きにして、皆で前回会った時を思い出すと、もう4年ほどになる。
こういう集まりは、中心になって計画してくれる人がいるから成り立つよのね。
感謝、感謝。
当時と比べれば、お互いの状況も大分変わっているわけで、この4年の間に起きたことを話すので精一杯。
ランチだけでは時間が足りず、夜のバーでバカ高いカクテルを飲みながら、時折の沈黙が休憩となってちょうどいい時間を過ごしました。
(ちょっとバーが高すぎて、2杯目で既にランチの金額オーバー!どゆこと?場所代。。。?)
皆、だいたい似たような思いを抱えつつ、それぞれにスイスの生活をエンジョイしている。
思うのが、みんなどこかに属している感覚がないと、なかなか現状に満足するまでにはたどり着かないのかな、と。
自分の居場所がある、頼れる人がいたり、頼ってくれる人がいる。
人間関係が相互にもたらす「誰かを必要とする」感覚が、どこか欠如している他の不満要素を補って余りあるものになる。
時と立場によって変化する考え方も共有できて、とても有意義な時間でありました。
2ヶ月後、最集結の約束をして、サヨナラとなった。
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別日のこと。スイス人と、こんな話になった。
「どうして人間は、どこまで行っても満足することができないのだろう。やるべき事に追いまくられて、それをこなさないと悪者になった気分になる。時間が無かったから、と言い訳をして、そんな言い訳をしている自分も嫌になる。」
やっぱりスイス人と日本人は似ている。
ゆっくり過ごして何もしない自分も受け入れられるように、頭を切り替えることが大切なんだな。

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ほんと、いろんな人が、考えながら自分の人生を生きている。
見習いたい。ぼーっとする時間も大概にしなきゃ。私の場合は、多すぎる。