3月4日国民投票。ラジオ・テレビ受信料 NO BILLAG? | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

最近は雪が積もるほどではないにしてもチラついていて、人と会った時も第一声が「さむっ!」となっています。

マフラーで〜
顔の半分〜
アラブの人〜



そんな中、国民投票がまた行われます。
お題は、

Volksinitiative << Ja zur Abschaffung der Radio und Fernsehgebühren ( Abschaffung der Billsggebühren )


ラジオ、テレビ受信料の廃止


フォルクスイニシアチブ。
それは10万以上の有権者の署名を集めることで連邦議会レベルにまで登るもの。


年間発生する料金はビラーグ(Billag)と呼ばれるもので、テレビを持っているなら、どの家庭も払っているはずです。


ストップ・ビラーグのチラシ
{612A132C-1AC5-4574-B352-A8F0347A8208}
↑強制的な料金徴収にNO
法律で守られた報道に、中立も何もない


無料新聞の、ビラーグを擁護する広告
{A294B909-CEAD-44F0-8C4C-F22ABB136DDD}
↑SRGの話でも、お金の話でもない、民主主義が危険にさらされている



ビラーグについては、昨年に記事にしたことがありますので、よろしかったらご覧ください。



この料金、タブレットひとつ買えるような、結構なお値段です。
このラジオ・テレビ受信料については、今までもいろんな議論がなされていると思うのですが、ポイントは、


In der Schweiz ist es unmöglich, landesweit qualitativ gute und inhaltlich breit gefächerte Programme allein mit Werbung und Sponsoring zu finanzieren


スイスはビラーグがなくては、スイス全土における良質で、内容的に多様化した番組の資金調達ができない
要するに、ビラーグがなくては、破綻する。


そしてSRGがなくなると、4つの言葉や様々な文化が入り混じるスイスで、社会的、政治的に重要なテーマの放送がなくなる可能性がある、と主張しています。


スイスの人たちがどういう風に捉えているかが焦点ですが、連邦議会や国会がこのイニシアチブに反対で、


Bundesrat und Parlament empfehlen, die Volksinitiative abzulehnen.

(このイニシアチブに反対することをお勧めします)


と冊子に書いてあるんですけど、これ、国民を反対に投票するように誘導していて、そもそも中立でない気もします。



話がずれますが、スイス政府は簡単に外国人に国籍を与えすぎでないですかね。
スイスの文化的背景や考え方でない人たちは、料金のことだけを思って、投票を行ってしまう可能性も否定できません。


さて、どうなるのでしょうね!



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なんか、オールORナッシング な感じ・・・
それこそもっと中立的な和解案はないものですかね・・・