ふたりの愛は永遠に・・・ | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

最近の30度近い暖かくて乾燥した気候のため、花粉症の症状が悪化。
出かける日が続いていたので花粉を浴びてしまい、寝づらい日が続いています。


8月すっとばして、早く秋になってもらいたい・・・


そして、喉の痛みは夏の常ゆえ、放置していたら、風邪をひいてしまった模様。


本日のお出かけもキャンセル。
Gute Besserung (お大事に)と言われ、一人居残りです。


にしても、夏に風邪をひくのは、日本に住んでいた時以来。

スーパーのレジで店員のおばちゃんに、「風邪?」と聞かれ、スイスで夏に風邪なんて引いたことがないと言うと、今年の変わりやすい天気で風邪を引いている人は多いよ、という話になりました。


確かに、最近の夕方以降の雷雨にはビックリします。
突然、雲行きが怪しくなって突風が吹いたと思ったら、横殴りの激しい雨・・・


週末に BBQ などを予定しても、当日晴れるのかが、心配な日々が続きます。
平日はともかく、週末は晴れて欲しいものです。




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さて。
週の半ばのこと。役所婚の立会人を、つとめてまいりました。


早く到着した私は、美味しいけどボッタクリ値段のオレンジジュースを飲んで時間を潰したあと役所へ出向き、行き交う人たちを観察。


役所婚とは言え、結婚式のような白いウエディングドレスに身を包んだ人や、短い浴衣を彷彿とさせる、短いウェディングドレスを着たモダンな花嫁もいたり。彼女たちの旦那さんは、スーツ。



私の友人夫婦は、いたってカジュアル。
花嫁である友人は、白いレースのモチーフのブラウス、花婿は普通にジーンズで。


待合室を経て、別の部屋に通されるのですが、その前に立会人二人は、身分証明書を提示します。



メインの部屋に通されて、小さな花瓶にお花が飾られた机のまわりに、係の人、花嫁花婿、そしてわたしたち立会人も腰掛けます。



特に何もするわけじゃないんですが、花嫁花婿の家族を背にして座って、そしてその場の雰囲気に、緊張感が漂っていました・・・


けど、結婚する花嫁の友人の方が、表情から緊張が読み取れた。
きっと私も、あんな風にこわばった表情をしていたに違いない、と当時の自分を振り返ります・・・



私はただ、もう一人の立会人とともに横に座り、主役のふたりが署名したあとに、自分も署名するだけだったんですが。
一生残る正式な書類にサインをしてきたわけで、そのような場にいれたことに感激。


そして、ふたりの、「 Ja 」の言葉を聞いた時、あぁこのふたりは、今、この瞬間に夫婦になったのかぁ、とジーンときました。
花婿の方がリードして、口づけ💏してました。旦那さんの、男らしい一面を見た。


(余談)
  👩‍❤️‍💋‍👩  👨‍❤️‍💋‍👨
↑絵文字が、同性愛にも対応していて、ちょっとベックリ!




役所婚では、係の人が詩を読み上げ、「この人を、夫または妻と認めますか?」と聞かれます。



Bedingungslos ( 意味:無条件 ) にこの人を夫または妻として愛しますか?



悲しい時に、さらに落ち込ませることなく、
抱きしめる時に、つよく力で抱きしめるのでなく・・・

とにかく、優しい心で、無条件に相手を包むこと。



私、それはさすがに出来てない・・・と思ってしまいましたが。(反省)



結婚は生活ですから、そんな桃源郷みたいなことばっかり言ってられません。


けれど、基本に立ち返って、「私はなぜ、この人と一緒になったんだろう」ということを、夫の顔を見ながら、もう一度考えてみようと思いました。



スイスでは、結婚せずに一緒に居続けるカップルがたくさんいます。
子供が出来たことが結婚のきっかけになる場合もありますが、子供がいても結婚しないカップルもいます。



今回、もう一人の立会人が、このタイプであった。
今、まさに目の前で、結婚するふたりを見てきたというのに、結婚願望がまるでない様子のイケメンであった。



ちょっとイケメンすぎて、顔を直視するのが恥ずかしくなる感じで、ドギマギしていたことは、秘密。(笑)



私はスイスでは外国人。
ですから、スイスと日本の違いなどをテーマに話すと、割と簡単に会話がすすみます。


日本での「告白」「同棲挨拶」の話をしたら皆、笑ってましたが、スイスでは「同棲せずに結婚して一緒に暮らし始める」ということが、まず、あり得ない、と反論をくらいました。


極論、「人それぞれ」なんですが、そんなこと言ったら話が前に進みませんから、お互いの国の面白いちょっと変わった部分を引き合いに出して話すと、新しい発見があってとても楽しい。



多少のカルチャーショックを感じつつも、結婚を決めたふたりとその友人と、美味しい食事を、晴れて夫婦となったふたりの馴れ初め等を聞きながら過ごし、とても楽しい時間を過ごすことができました。



こんな機会を与えてくれた友人に感謝。
スイスでもなかなかできない貴重な経験に、ウルッときた1日でした。




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日本で参加した旧友の結婚式で、ウルッときたことを、思い出した私。
気分はまるで、新婦の父親・・・