カラッと晴れた日差しの強い日は、アイスの買い食いが定番になりつつあり、マグナムのダブルココナッツを食べていた私。
開封し、一口食べてその美味しさを噛み締めている時のこと。
見慣れぬ背の低いオババが、私に話しかけて来た。
「◯◯ 川は、どちらの方向か、分かるかしら??」
ダブルココナッツを噛み締めている悪いタイミングで話しかけられた・・・右手に持つマグナムが、暑い日差しで既に溶け始めている、というのに・・・
アイス溶けるんでっ!
知らないんでっ!!
と言えたら楽だが、そういう性分でないのが日本人。
例えばアメリカ。
旅行者でも道を聞くときには、かならず現地人に英語で話しかける。
しかし日本。
旅行者は日本人に道を聞くとき、日本語で話しかけてくる旅行者はいない不思議。
外国では道を聞くとき、その土地の言葉または英語で聞くのが常識で、何とも理不尽さを感じずにはいられない。
街中の宗教勧誘、動物保護関連の声かけは、「ドイツ語さっぱり分からないんで。ワタシ、ガイジンナノデッ」的態度を得意とする私も、道を聞かれたら、分からないなりに助けてあげたくなる。
それが日本人でしょう。
さて。
いまだに、緑の背景、ガタガタピクセルの文字、証明写真ほどの大きさの画面、のパタパタ携帯をもつ、そのオババ。
私のアイスが溶けることも何も気にしないオババは、私にメガネをかけさせようかというほどのミニマム画面を見せ、何番のバス、またはトラムなのかを聞いてくる。
私がグーグルマップで必死に応戦するも虚しくオババは、何も言葉を発することなく、バス停の近くにいた、大きめのスイス人のもとに擦り寄った。
華麗に私の元を去って行った瞬間(・Д・)
急な展開に、オババに完全な背を向けられた私は成すすべもなく、たまにスイス人に寄せられる、「何でこのアジア人はこのオババの後ろにいるのか」視線をバシバシと感じつつ、アイスを食すことに専念。(結局アイス)
食べ終わるころ、振り返ったオババ。
(あんたは用無し!)
ダンケ!
の感謝を述べ、去って行った・・・
オババも外国人。
私は見た目、明らかなアジア出身のが外国人。
なぜ、私に聞いた・・・
これからはアイスを食べている時は、「ワタシ、ガイジン、ドイツゴ、ノー、フェアシュテーエン (verstehen) 」と言いことにする。
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5/23〜7/6のキャンペーン、ミグロマニア。
5ラッペンくらいの大きさ
この、クチュッとした感じが、ちょっと好きで、レジで渡されると、そのうちゴミ箱行きだと分かっていても、ついもらってしまう。
以前は、既に印刷されていたのがあったのに、予算削減なのか何なのかシールがついており、自分で絵の部分は貼るシステム。

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もらって満足。
ゴミ箱行き、決定。