今年初・夢の地域へ | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

今年初のハイキングは、夢の地域でとなりました。


私にとっての、スイスでの夢の地域とは、


アイガー・メンヒ・ユングフラウの山峰のある、ベルナーオーバーラントのことですよ。



絶景見ながら歩く、
最高の贅沢
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晴れの日はたくさんあれど、これほど快晴の日は多くはない。
事前に予定を立てることなく、晴れたら行くスタイルを取れるのは、住んでいる者の特権。
こんな贅沢な瞬間を味わえるんですから。



チューリヒからでも、ベルンを経由しなければならないため、朝早くに家を出ても、現地にいる時間=移動時間、ということになってしまうけど、行く価値は大いにある。
今のところ、毎年この地域は訪れているけれど、飽きることがない。




有名な展望台は、一度行ったことがあるのがほとんどのため、展望台を中心に散りばめられている、ハイキングコースを楽しむスタイル。



今回は、


グリンデルワルド(Grindelwald)
↓ゴンドラ
フィルスト(First)
↓ハイキング
バッハアルプセー(湖。Bachalpsee)
↓ハイキング
ボルト(Bort)
↓ゴンドラ
グリンデルワルド(Grindelwald)



本当は、フィルスト⇄湖 を往復だけして帰ろうと思っていたけど、それでは短すぎる&簡単すぎる、でハイキングにならず。
コースを変更して、ゴンドラの途中駅である、ボルト までハイキングで下ることにしました。



グリンデルワルド〜フィルストまでは、ゴンドラで一気にのぼります。
途中、ボルト(Bort)、シュレックフェルト(Schreckfeld) という駅を通過しますが、降りることなく一気に行きます。


上2枚:ゴンドラからの写真
下2枚:フィルストにある案内板
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左下の案内板、みんなが、

「あれが、(イモトも登った)アイガーか!」(違)
「あれが、鉄道が中に通ってるアイガーかっ!」
「あれが、数々の映画にもなってるアイガーかっ!」

て指さすから、黒くなっておりますね。


スイスには、「こちらがハイキングコースです」というのが黄色いポールで示してくれているから、迷うことなく誰でも楽しめます。


フィルストからの眺め。
それはそれは最高で、


左からとがっているのが、
ヴェッターホルンWetterhorn
シュレックホルンSchreckhorn
アイガーEiger 
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こんな壮大なパノラマな望めます。


ここから、案内板に従って、バッハアルプセーという名の湖を目指しました。
ゆっくり、ゆっくーり、たくさんの老若男女に追い越されながら、到着。
ここは、あまりきつい坂などもなく、穏やかな心地の良いハイキングです。
靴も、特別なものは必要なく、スニーカーで行けます。


フィルスト〜バッハアルプセーまで
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バッハアルプセーに浮かんでいるものは、氷と泥炭です。
この辺りは湿地帯にもなっているようです。


自分で持参した何てことない卵サンドも、景色のおかげで激ウマ〜!



ここから、ルートを変更し、フィルストへ来た道を戻るのではなく、ボルトまで歩きます。



バッハアルプセー〜ヴァルトシュピッツまで
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途中、Waldspitz (ヴァルトシュピッツ) という、レストランがある分岐点にさしかかります。
ここからボルトに向かうルートも、2通りに分かれますが、1時間か40分か、と聞かれたら、迷わず40分を選択。


これが良かったのか、悪かったのかは分かりませんが、森の中を通る、スニーカーではなくハイキングシューズが必要な、少しきつい下りの道なりでした。



毎年夏になると、「なんちゃってハイカー」を気取っているだけの私は、日頃、かなりの運動不足。


しかも、今回が今年初のハイキング。


このヴァルトシュピッツの時点で、フィルストを出発してから3時間が経過。
湖で昼休憩したり、カメラで立ち止まりながら写真を撮りつつ歩いているから、かなりゆっくりなスペースです。


それでも、足場の悪い下りだらけで、もう足がパンパン。
この時点で、膝小僧も少々、キリキリします。


登りは心臓に来るけど、下りは膝に来る。


こんなことを言っている時点で、運動不足の解消が必須。



ヴァルトシュピッツ〜ボルト
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左上の写真、初めて、野生のHolunder を発見。
【6/13 訂正追記】 
ホルンダーかと思ったこの植物、似ているけど、確かではありません。
ちょっと葉っぱの感じが違う気がします・・・




水に溶かして飲むとさっぱりと甘くて美味しいので、シロップは家に常駐。


しかし、絶景もさることながら、森の中を歩き、足場がさらに悪くなる。
岩場もあるけど、砂場で、滑り落ちること多々。
子供もこけていた。


途中、赤ちゃんを運べるリュックサック(Baby-Tragerrucksäck) 


↓こういうやつ


で、赤ちゃんを乗せながら、しかも歌いながら歩くお母さんに、追い抜かれるし・・・



スイス人の身体能力、おそるべし・・・



私もスイス人のように、足腰の強い人間になりたい・・・なんて、彼女の背中を見ながら思いに耽った、絶景に佇む快晴の日曜日。



ボルトへと到着した後は休憩し、グリンデルワルドの街へとまた、ゴンドラで戻りました。



このボルトですが、レストランもあり、足で押す自転車を借りることもできるんですよ。(確か17か19フラン)


上から降りてくる用のゴーカートみたいなのもあったりと、アトラクションがいろいろ楽しめます。


下りが多かった結果・・・
行きは、よいよい、帰りはクタクタ、足が棒。



公式パンフレットによると、今回のこのルート、

フィルスト〜バッハアルプセー〜ヴァルトシュピッツ〜ボルト


は所用時間2時間半となっている・・・


私はというと、お昼休憩、川などの立ち寄り、立ち止まり休憩、カメラ休憩などを挟んだとはいえ、4時間をかけて歩いたので、公式パンフレットにある所用時間は参考程度に、半日〜丸1日、同じエリアで過ごすのが良いかと思います。



まだまだ歩いて見たいルートがあるから、週末に晴天の日が訪れてくれることを、今から祈るのでした。






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花粉浴びすぎて、この夜、夜中に目が覚めてしまった・・・