天気の悪い週末と週明けですが、いかがお過ごしでしたでしょうか。
普段は特に何もせず、2人でのんびりしたり少し外出したりする我らですが、週末は義理の両親とお婆ちゃんを招いて、日本の家庭料理を振る舞っていましたYO!
手料理を振る舞うのは、クリスマスディナーの前菜やデザートで何度かやったけれど、全てをアジアンで統一して出すのは、初。
本格的な「和食」は材料不足、お箸問題があるというわけで、定番料理をパートナーと相談し、
前菜:お好み焼き
メイン:トンカツ
デザート:わらび餅
というメニューに決定。
トンカツも大奮発して、豚ヒレ肉を購入。
我が家は基本、野菜でも肉でも何でも、 BIO製品しか買いません。
BIO製品は割高のため、豚肉なのに、牛肉と同じくらいの値段がしていた。
希望の部位の肉をBIO製品で見つけられない場合、最低でも、
Tierfreudliche
Auslaufhaltung
のお肉を買うようにしています。
私たちはベジタリアンではなく、好んでお肉を食べます。
けれど、そのお肉、つまり命を頂いた動物に敬意を持って、生が続いていた間は、ケージや囲いに押し込められる生き方ではなく、草原などで育った、そんな動物の命をいただくようにしているんです。
結末は同じでも。
安い普通の肉を買うことと比べると、エンゲル係数は上がりますが、仕方のない経費と考えます。
----*----*----*----*----*----*----*----*
さて、また話が脱線してしまった。
結果、ホタテ入りお好み焼き、かなり柔らかかった豚ヒレのトンカツ、わらび餅、どれも好評でした。
特に、お好み焼きが大人気で困ったほど。
こちらの人は、食事が終わったら、ナイフとフォークの位置でそれを示す。
//
になっていたら、終わり。
/ \
になっていたら、まだ終わりじゃない。
食べながら、私はチェックしていた。
前菜のお好み焼きのあと、メインのトンカツのあと、いつまでたっても義父のお皿の上が、
//
にならないことを。



え、もう何も出ないよ??
と思いつつも、その事には触れず、先に進もうとしたとき、パートナーが、
もう終わりだよ
・・・
義父:もっと出てくるんでしょ?
どんだけ腹、減っとんねーん!
まぁ、私たちももう長い付き合いです。
遠慮がないのは、良いことです。
というわけで、義父は相当お腹が空いていたようで、私たちは残っていた前菜用・お好み焼きを献上。
そしたら、それをみていたお婆ちゃんも、
「その半分の半分、ちょうだい」
お婆ちゃんもまだそんな胃のスペースあったんかーい
と驚く。
健康で何よりです。
すると、キッチンで作業している私にパートナーが、
「ママも食べてるよー
Essen ist beliebt」
あんたもかーい
アジア食が好きな人に受けるならまだしも年配の人にも受けが良く、しかも、お婆ちゃんにいたっては80代!
おそらく、お好み焼きなんて人生で初めて食べたんじゃないかな。
それでも、
Die Vorspeise
isch Spitze gsi
(ist... gewesen)
と言ってくれたので、相当気に入ったらしい。
これはかなり意外な、大発見。
また作ってあげなくては。
こりゃ、全ての世代の外国人に、お好み焼きは受ける、と思っていて良いのでは。
注) 中にもエビやホタテ、上にはかつお節も乗っているため、魚が食べられない人は除く
----*----*----*----*----*----*----*----*
ちなみに、今回使用したキャベツ。
スーパーで、春キャベツのようなものを発見した。
いつもの、石のように固いキャベツではなく、葉っぱの巻きがゆるい。
食べてもそんなに繊維も多くなく、柔らかい。
お試しを。

にほんブログ村
お好み焼き粉と、お好み焼きソース、さまさま。