コーヒー味のナントカって、ほぼ全部好き。
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最近ですが、私の人生、こんなにお気楽で、しかも楽しくて、いいのかなぁ、と思う時があります。
日本でも、日々楽しいなぁと思えるように仕事も選んでいましたけど、さすがに「お気楽」ではなかった。
スイスでは、大して何かを頑張るでもないのに、恵まれた環境だけ手に入れて・・・
何だか、どこかでバチが当たりそうです。
こんな風に感じるから、あまりハメをはずさないように心がけよう、と思う今日この頃。
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さて、前回の記事からの、続きです。
ご覧の通り、私のドイツ語学習は、比較的のんびりでした。
周りはインテンシブで、一年間ほぼ休みなしで通い、すでにB終わらせた、というような人もいたりした。
そんなのに比べたら私なんて、「亀か!」くらいのペースです。
スイス生活3年目。
B2を終え、C1に通うにあたり、学校を変えました。
スイスにドイツ語学校はたくさんあるけれど、州によって決められている学校の休みを採用している語学学校も多く、夏や秋などに大きな穴が開いてしまうことが問題だった。
休まず一気に学習を進めたい時期に、興味のある学校が休み、
という何ともタイミングの悪いことで、否応無くB2も引き続き同じ学校に通ったけれど、とても良い先生に巡り会えたことは幸運だった。
他にもうひとつ、同じレベルのクラスがあったのにもかかわらず、この先生のクラスは満員・・・
けれど、不満が募ることもあった。
この学校でC1に通う知人がいたため、事前に話を聞いたりした結果、少し厳し目の学校に入ることを決意。
結論、その選択は大正解だった。
特に先生が、最高だった。
フレンドリーとかではないけれど、生徒が何を必要としているのか、全て分かっている、経験豊富な先生であった。
教え方の上手な良い先生に巡り会えることは、どのレベルでも大事だけれど、特に初期の頃と、難しいと思い始める時期 (各自それぞれ、私の場合は、ダレ始めたB2) については、特に重要だと私は思います。
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さて、C1の記憶はまだ新しい。
実は学校に行くことを迷っていたけど、パートナーからの精神的なサポートもあり、通うことにした。
また、自分でも、全然足りてない、と思っていたので。
ちなみに、私のパートナーは結構、押すタイプ。
”外国人のスイス社会へのインテグレーションには、まず言語学習から”
という考えのもと、時には放っておいて欲しいと思った時期もあったのですが、今から思えば非常にありがたいことです。
あの押しがなければ、B2で終わっていたでしょうし、今のように初対面のネイティヴと話して、「あなたのドイツ語 sehr gut! どこで勉強したの?」などと言われることもなかったでしょう。
先月から、バイトが始まったのですが、そこで上司とメールのやりとりをすることも多い。
そんな時、パートナーの助けを借りなくても、メールや電話で直接やりとりが出来てしまうことが、嬉しくてたまらない。
日本では当たり前に出来たことが出来ない、その壁を少しずつ超えつつある。
ドイツ語を使って10年、20年と長く暮らしていたり、はたまたこちらの大学で勉強したり、毎日ネイティヴと一緒に肩を並べて働いていらっしゃる方なんかは、本当に尊敬します。
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前置きが長くなりましたが、
学んだ内容はというと、一部、抜け落ちていたんだな、と思える文法項目が2〜3あっただけで、全くの目新しいもの、というのは特になく、全てを総復習し、語彙力がつく、という感じでした。
「科学」がテーマの時には、一人ずつ前にでて、自国の発明品についてのスピーチをすることになり、私はパイロット社の消えるボールペン「フリクション」について話したけれど、知らない人は驚いていた。
それ以降、フリクションを愛用したクラスメートもいたし、嬉しかった。
また、「犯罪」がテーマの時には、先生がコピーしてくれた小説を一緒に読んだり。
(難しかった・・・周りの生徒がよく理解できており、特に焦った)
"ドイツ語を学んでいる” のでなく、”ドイツ語で何かをしている" 感覚も、時にはあった。
とにかく、最初の方はペースを掴んだり、周りの生徒に比べて分からないことも多く特に大変だったけど、たくさん勉強したなぁという印象。
終わった頃には、B2の時と比べるとかなり伸びたなぁ、と自分でも思ったほどでした。
これは、学校と先生のおかげ。
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今はというと、まだまだ分からないことも多く、パートナーにも「ドイツ語が落ちて来た」と言われているため、どうやって勉強しようか、と思っているところです。
その事では、常に悩んでいます。
またいろんな意味で余裕ができたら、ドイツ語学校に通いたい。
学校に通うと、丁度いい具合に「追われる感」が出て、否応無しに勉強せざるを得なくなる。
そういう状況に、もう一度なりたい。
長くなりましたが、これから学習しようと思っている方の、何かの参考になれば、と思います。
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