さておき、日本にいる家族との会話で、「スイスは4月やけど雪がすごい」
なんて話をしたら、
「それなら4月は、行くにはベストシーズンじゃないね」
まさに。
あまり考えたことなかった。
いつも日本に一時帰国する時は、
「クソ暑い夏はやめよう」
「どうせな、桜の季節が良い」
「○○市がある時期に合わせたい」
とかいろいろ考えるのに・・・
スイスはいつも居る場所なために、「日本から来る場合はどうか」という視点が自分の中にはもう無い、というね。
悲しいんだか、それだけ、スイス生活が当たり前になったということか・・・
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日本ではあまりみないけど、ヨーロッパでは当たり前に見る光景、「電車での物乞い」。
しっかりと社会基盤が整っているスイスも例外ではなく、他の国に比べると少ない気もするけど、それでもたまに見かける。
チューリヒに向かう電車の中でのこと。
後ろ姿だけでも物乞いだと分かる容貌でやってきた男性。
わたしの隣に座っていた女性客に「小銭ありますか?」と声をかけた。
一度聞き直しただけで、迷わずこの女性は財布を鞄から取り出し、「これで全部です)」と言いながら、いくつかの小銭を手渡した。
隣でこの光景を見ていた私。
思わず目が点。

物乞いの男性に声をかけられて、すんなりとお金を渡す人を、初めて見た。
たいていの人は、「こんなところで電車で・・・」と好奇の目で見て、追い払っているのではないかと思うからです。
本質の根は深すぎて、良いも悪いもジャッジはできないけど、遭遇したら、どうしますか?
もう一度言うけれど、スイスは整っている。
側から見たら働けそうなのに、仕事もしないで役所からもらったお金で生活している外国人も、実際いる。
私は今までも、社会保障がきちんと準備されていないくにで、「救われようのない人たち」に駅などで遭遇してきた。
比べるのはおかしいけれど、そんな人たちからするとスイスほど恵まれた国はないと思う。
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スイスの車窓から
昨日の金曜日。
電車の中からの景色があまりに綺麗でパチリ。
近くに連なる山が見えるて、この辺の人は贅沢やなぁ


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