最近は長らく感じていなかったこと。
言葉が分からなさすぎて、久しぶりに落ち込んだ。
最近ちょっと、ドイツ語に自信を持てる出来事があったりしたのに、何てこった。
やっぱり、言葉ってどこまで行ってもエンドレスと思わされる。
まじ、勘弁してほしい・・・泣
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というのも先日のこと。
義父は地元のコーラス部に所属しているのだが、毎年、歌と劇で構成されるステージがある。
バスからソプラノまでが揃った、結構本格的な集まりでまぁ・・・、究極の趣味発表会ではあるけれど、今年は新メンバーのソロR&Bに聞き惚れてしまったりと、なかなか見応えがあったりする。
自分たちで書いた脚本に、おそらく自分たちでアレンジしたであろう曲が演劇と共に披露され、飲み物や食事、デザートも注文できる、ちょっとしたエンターテイメントの機会なのであーる。
しかし問題は、この演劇が、
全て100%、
スイスドイツ語で
行われること。
私も来るまでは全く知らなかった、標準ドイツ語、スイスドイツ語の世界。
もちろんこのステージを見ることは家族イベントのため、言葉が分からないなりに、ずっと参加してきた。
「ドイツ語も分からなかった5年前の自分よ。何も理解できないのに、よく参加していた。」
と、自分で自分を褒めてあげたいほどだ。
正直、何も分からずないのに誘う家族もどうなのか、と今なら思うが、とにかくお互いに遠慮のかたまりだったのであろう。
今はまた、違った遠慮の仕方をしあっている私たちではあるが(笑)
話がそれた。
本番前、義父の自主練に付き合って、スイスドイツ語で書かれてある台本を読み上げて相手をしたりしていた私。
書いてある通りに読んだら、自分がスイスドイツ語を話しているみたいで笑える、そんな一見ドイツ語には見えない台本。
一般に書き言葉ではないスイスドイツ語は、ある程度のルールを理解したらあとは、耳で覚えるしかない。
私の現在のスイスドイツ語の理解度はというと、パートナーや義理の両親、近しい友達が話すものなら、理解できる程度。
例えば、一緒に食事をする間のスモールトークなら、ノープレブレム。
標準ドイツ語の上達とともに、大分理解できるようになったと思っていたのに、こんなに撃沈するようでは、自信喪失といっていい。
簡単な部分はもちろん理解できるけど、ちょっと分からないところがあると、お手上げ。
とかく、ジョークの内容が、全く分からない。
「内容が分かってるのに笑えない」という、「笑いのツボが違うパターン」も外国生活においては頻繁に起こるけれど、それならまだ良い。
今回は違う!
内容がまったく、まったーーーーく!
理解不能
そもそも、聞き取れない。
自分の耳をちぎりたいと思う瞬間。
英語の音に若い頃から慣れている人が本当に羨ましい。
アルファベットになれていない私の耳は、子音が連続する言葉にはやはり、弱い。
こうなったら、とにかく聞くしかない。

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Ich chomme
nöd
druus!!!
スイスドイツ語で、
「理解できない!」
標準ドイツ語に、この言い回しはない。