危機意識を持とう | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
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いろいろ日記として書いてます。

不明邦人女性、遺体で発見=48歳男を逮捕-カナダ警察 - Ameba News [アメーバニュース]
/20161001-103


ここ最近注目していた事件に進展があった。カナダ、バンクーバーは日本人にとってはメジャーな留学先のひとつ。そこでこんな凄惨な事件が起こってしまうなんて・・・。事がさらに進展して真実が明らかになり犯人が特定されたら、相応しい処分を期待したいものだ。
それにしても、この事件の被害女性は30歳だったが、一体何が起こったのだろう・・・。写真では無理やり誘われているというよりは、楽しそうに一緒に歩いている印象だったが・・・。


私の周りでも、「今の相手とは留学先のドコドコで知り合いました」っていうのが多い。日本にいる友人も含め、イギリス、オーストラリア、カナダ、アメリカ・・・とメジャー英語圏はほぼ網羅。
私には長期の海外留学経験はないが、学生の時にアメリカ、カナダ、オーストラリアを個人旅行したことがあり、その楽しさは分かる。英語を話せるようなりたい、話すことが楽しく、現地の人間と関わりを持つことが刺激的で、ちょっと浮かれた気分にもなったりした。


例えば、旅行中に現地で留学中の女の子と知り合った時、一緒にバーに出かけたんだが、混み始めた頃に「もう帰ろう」と言われて外に出て、そのまま帰った。その子は小さくて可愛いらしい子で言い寄られそうになっていたし、隣の席では見知らぬ男女が既にチョメチョメな雰囲気になり、バーを2人であとにしたりしていた・・・


また、卒業旅行で友達とNYにいた時、一人のおっちゃんに飲み会に誘われた。事の経緯を説明すると、友達は英語がわからないことを理由に参加を断固拒否。当時の私は「もったいない、せっかくの機会やのに」と思った記憶があるけど、今考えれば友達が拒否してくれて良かった。


あの時、そそくさとバーを後にしていて良かったし、飲み会にも行かなくて良かった。その中にもしかしたら危険が潜んでいたかもしれないことなんて、当時は考えたこともなかった。はっきり言って私はアホだった。ちょっと英語が話せるくらいで出来る気になって、危機感が欠けていた。もし本当に何かに巻き込まれていたとしたら、自分一人でその状況を打破出来るほどの英語力もなく、誰も頼れる人もおらず、どうなっていたことか・・・。


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こういう事件は頻繁ではないにしても、たまに目に飛び込んで来る。
留学中、旅行中、ボランティアに出かけた先で・・・


本当に外国人に対して接する時の壁を、高く持ってもらいたいなと、海外在住者として強く思う。外国人に向かって気楽に話しかけて来るようなタイプは、不良である可能性も考慮しなくてはならない。


私も、学生の時にかなり年上の仲良くしていたおばちゃんに言われた。

「語学交換など外国人と仲良くなるのはいいが、その相手が不良外人だったらどうするの!しっかり見極めなさい」と。

この人は名の知れた外資系企業で働いていて、そういう感覚には優れている人だった。


日本を離れると忘れがちだが、日本なら赤の他人に話しかけられても決して相手にしないだろうに、外国人だとそのハードルが下がるのは何故だ。
何故だ!


自己管理意識を強く持とう。
こういう事件がある度に、思わされる。


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