晩ご飯を食べようとしたら、急に外から叫び声が聞こえたから外に出てみると、
Hilfe〜〜!!
助けて〜〜!
Ich komme nicht raus!!!
出られないよ!!
と叫ぶ声が、ある家から聞こえてきた。窓が赤く染まっていて、向かいの通りが騒がしい。
隣人たちも皆バルコニーに出て、一体何事かと様子を眺めていた。しばらく私たちも見ていると、同じくバルコニーに出ていた近所の子供が私たちに向かって、
「火事の時の訓練してるよ!」
と教えてくれた。
え、これって訓練??あの家の中に閉じ込められた設定の男の人、俳優になれるわ、冗談抜きで・・・
この後、窓にハシゴがかけられ、煙がもくもくと上がる中、本番さながらに訓練は行われた。
あー、びっくり。初めて見た。
日本もこういうの、村単位でやった方がいいと思う。
てか、何故知らされてへんの?何事かと思うやん・・・
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というわけで、チューリヒに出たついでに、1人で靴探しをしてきた。
私、ほんまにショッピングのプロセスが苦手ですねん・・・新しいものを手に入れるのは嬉しいけど、その間の手間が・・・NE。よって普段、服のウィンドウショッピングなんてほぼしいひんし、目的のものめがけて買い物するのがMYスタイル。
今回の目的は靴。靴は履いたり脱いだりするのが一瞬で済むけど、これ!というのが見つけられないのがたまにキズ。左右で微妙に足の大きさが違うし、あまりにヒールが高い靴では何時間も立ってられないし、ガーデンウェディングには不向き。
ヨーロッパの結婚式は、ゲストがほぼ座ったままで2〜3時間がサササーッと過ぎる日本のスタイルとは大きく異なる。私が出席する予定の式も、今まで参加した式も、一日中続く・・・
まぁ、そもそもがそんな高いのをはけるスマートな足を私は持ち合わせていないわけだが。ちなみに私の母はどんな細いヒールでもはけこなせる足やのに、そこ!何故似なかった・・・。DNAというのはむごいことをするよ、まったく・・・

今回も幾つかの店をハシゴし発見したのが、PETER KAISER(ピーターカイザー)の靴。派手すぎず、ヒールも低く、ガーデンウェディングにもOK。ちょっと光り物(←古?)がついてて、これならいけるかも!と思い、裏の値段をチェックするとなんと、30%オフ!
ちなみに、後から知ったがドイツ産のピーターカイザーの靴は日本でも買えるようで、見たところ、2万〜4万円してるので、結構いい靴のようだ。
家で見て気づいたけど、スワロフスキーのクリスタル付きだった。何だかいろいろラッキー!

内も外も本皮。だから、履いているうちにちょっと広がる。
店員が言うには、靴下やストッキングを身につけず、裸足で毎日1時間ほど靴を履いて過ごすと、足に合わせて靴が広がってくれるらしく、それを自分でもたまに実戦するらしい。
これは良いことを聞いた。早速やってみる素直な私。(違)
革靴をお持ちの方、参考になれば。

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