英語は簡単で便利? | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

英語を学んだ上にドイツ語を学ぶと、この表現がドイツ語にもあれば・・・て思うことがないだろうか。


ふと、お箸の持ち方をドイツ語できちんと説明したいと思った。

まずタイトルが、


How to hold chopsticks properly

・・・
・・・
・・・


How to...???

といきなり詰まる。


この話題は共感率が高いと思うのだが、例えば・・・


How to do something 
〜の仕方

ドイツ語には how to〜 という便利な言い方が無いから、どうしても主語を使う表現になってしまう。

Wie man Stäbchen richtig hält.




面倒くさい。チーン

タイトルぽくもない。


あと、
by doing something 
〜することによって


こういう表現もない。
手段を表したい時、名詞なら durch + 名詞の組み合わせでできることもあるけど、動詞を使って、〜することによって、というのを言いたい時、例えば、

3本の指でお箸を持ことによって・・・
By holding chopsticks with three fingers, 

と句で簡単に終わらせるところを、


ドイツ語なら

Indem  主語+動詞
と大層に文を作らなければならない・・・


面倒くさい。チーン



あと、動名詞。
英語なら動詞を動名詞にして、次から次に後ろへと文を続けていけるけど、ドイツ語はそうはいかない・・・


指をまっすぐに揃えながら、右手でお箸を持ち上げる

Pick up the chopsticks with your right hand, keeping your fingers straight.


ドイツ語なら、同時に起こる事象やから、während 主語+動詞かな。
また大層な文。


面倒くさい。チーン


あと、誰々に〜をしてもらうように頼む、という表現。

ask someone to do something

ドイツ語では、
bitten jemanden darum, etwas zu tun.


長いわ。
まぁこれは近いものがあるけど


面倒くさい。チーン


もう、何回、 面倒くさい。チーン と言うねんという感じやけども。

だからドイツ語は堅苦しい印象が残ってしまうんでなかろうか。
逆に、表現の仕方が豊富とも言えるかもしれない。
思うに、ドイツ語には2格と呼ばれる所有をあらわす格や名詞化の表現が多く、それが美しいとされている気がする。

 冒頭のタイトルも、

Angebrachter Gebrauch der Stächen
とすれば、まとまっていて綺麗。



※他の言い回しもたくさんあるかと思いますし、私の知識不足ももちろんあります。今のところはこんな風に感じている・・・という程度のお話です。



   ----*----*----*----*----*----*----*----*


またひとつ思い出した。
アメリカから映画が入ってきた時、ドイツ語のタイトルが直訳でないことがあるよね。


一昔前(←?)、アナと雪の女王が流行ったが(そういえば、邦題もこれ、全然違うやん) 、ドイツ語版タイトルも、氷の女王( Eis Königin) になってた。

オリジナルが Frozen やったから、もう私は直訳で、


Eingefroren



でええやん、と思ってたからパートナーに言ってみると、


冷凍庫のコマーシャルみたい
なんか深刻な感じ


と返ってきた。そんなもん?
なんか、手から氷をスパイダーマンの糸的に出して、周りを凍らせるのにピッタリな感じもしたけども・・・


私はふざけすぎ・・・??




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