8月1日、9月19日、進撃の巨人の映画が公開されました。
私、コミックも全部読んでるし、アニメも全部見たし、大好きなんです。
だから、実写版と聞いたら、観ないわけにはいきません。
まず、前半だけ観たんですが、んんんんっ!?!というシーンがありつつも、巨人が結構迫力があって、面白かったと思います。
ネットで評価を見てみると、結構、酷評されていて、主演の人たちの今後の仕事が減らないことを祈るわけですけど・・・
私、個人的には、はしょいで欲しくないところがスッパリ切られていたりして、ちょっと残念な印象も受けました。
例えば、ミカサの過去。
エレンとミカサには、一言では語れない、深い過去があるわけです。
自分の母親を目の前で巨人に食われてしまうエレンのシーンとか、そのあたりの二人の過去を無視して、今回の作品が制作されたのは、とても残念なことです。
だって、キャラが変わっちゃっているじゃないですか。
エレンは、巨人を駆逐するという、煮えたぎる思いを抱いていて、それは母親を殺されたことに関係しているのに、この映画では、失ったと思っていたミカサは生きているしで、理由付けが弱い。
目の前でミカサを失ったかと思いきや、2年後、隊の班長になったミカサと再会、って設定も、リーバイは今回はいないんですね。
残念です。シキシマ隊長がリーバイなんですかね、リーバイは、りんごなんて、食いません。
これは、デスノート・ドラマ版で、エルが甘いものを食べない、そもそも、メロが人形になってしまった、という衝撃度に近い。
そして、はじめて、侵入された壁地内へ移動し、巨人に襲われたシーンの後、エレンとミカサのシーン。シキシマ隊長とミカサは、恋人なんですかね、変です。
それに、エレンに近づいてきた、子持ちの女。
映画の中の、最悪のシーン。
エレンに胸触らせて、迫って、スキを見せて巨人にやられる、ってもう、ため息とともに、「なんやこれ、こいつ、巨人に食われてまえ!!!」というキャラがいるのは、進撃の巨人そもそもの設定からして、どうなの。
こういう、実写になる映画でも、恋愛の要素を持ってくるのはお決まりのように感じますが、特に、原作が恋愛の要素を含んでいないものであれば、そういう茶番はなしで、映画作ってもらいたいです。
後半はまだ観てませんが、エレンが巨人になるという設定だけは守られていたので、楽しみです。