日時を決めて、さあ、日が近くなってきたという時に、こう聞く人がいる。
「明日、何か持っていくものある??」
「明日、何持って行ったらいい?」
私、この質問が大嫌い。
だって、そんなこと言われても、どう答えりゃいいのか分からない。
スイスの夏は、バーベキューの集まりが多く開かれますけども、「肉だけ各自持参」ということは、たまにある。
まあ、肉はお金がかかるからですけども。
それでも、こう聞かれて、
「じゃあ、ワイン持ってきて」
「じゃあ、ケーキ持ってきて」
んなこと、言えるはずがないやん。
だから、こういう質問をする意図が分からん。
帰ってくる答え、分かるやん、聞く前に。
「何も持ってこなくていいよー」
「来てくれたらそれでいいよー」
しか、答えようがないやろがいっっ!!!
週末のゲストにもらったのは、花でした。
結局、「何も持ってこなくていいよ」なんて言われて、本当に何も持たず、手ぶらで来る人なんていない。

きれいなチューリップですこと。
オホホホホホ~~~
けどね、私、「花を愛でる」っていう美しい習慣のない人間なんです。
数日後には枯れてしまい、生ごみの中に捨てられるし、捨てる手間が増えるだけ、って思ってしまうんですよね。
花をもらうぐらいなら、スイスのチョコレートの方がよかった・・・
ここは、スイス。なぜ、チューリップなのだ。
もちろん、自分に花をくれる存在がいる、ということは嬉しいし、Partnerがそれをしてくれると、感動は何十倍。

けど、捨てる時に思う。
あ~あ、枯れてしもたやないか、ってね。
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
話を戻して、正しい回答は、
「○○、持っていくね」
と事前に伝えておくか、または、
「○○、持って行った方が良い?」
と提案するのが、良いと思う。
それか、または、何も言わずに
あっても邪魔にならないものを持参するとか。
何も言わずに、何かを持参するというところが、一番スマートな気がするな。
私たちは最近は、何も言わずに、自分たちのお気に入りのワインを持参する、というのが主流になっている。
これが、一番喜ばれるし、非常識なやつ、と思われずにすむ。
しかし、義理の両親宅でしょっちゅうご馳走になっているけど、そこには気を遣ったことは、ほぼ皆無・・・
今度、何か持参した方がええやろか・・・・・・
・・・・・・・