その中でも、日本の映画かとも思えてくる、
『47RONIN』というのも、公開されていた。

映画館には観に行かなかったけど、
ずっと気になっていたので、先日、見ましたが…
なんじゃこりゃ、全くもって、魅力なし!
魔術の要素がなければ、ラストサムライとほぼ同じ。
気になるのは、柴咲コウなどのキャストが、
どうやって英語力を磨いたのか、ということだけ。
キアヌ・リーブスでなければ、
映画館にわざわざ足を運ぶ人はいないんじゃないか。
今年のはじめ、観に行った知人に聞かれた。
「日本人はどうして、切腹するのか?」
私は、「切腹は名誉の死。」と答えたけど、
実際にこの映画を観たら、分からなくなった。
モデルとされる忠臣蔵の話を、
私は全く知らないけれど、
ハリウッドの「サムライフィーバー」も、
ここまできたか、いい加減にしたらどうか、
と思えてきた。
キャストがほぼ日本人。
そして、英語で制作された作品で、
私は日本人が話すジャパングリッシュが好きじゃない。
もともと、洋画も字幕で見るタイプだったけど、
日本人の口から英語を聞いても、魅力を感じない。
なんだか、むず痒い、へんな感覚に襲われるから。
昔、硫黄島の映画がありました。
渡辺謙さんが出ていたハリウッド映画で、
私はああいう映画は、とても好きです。
英語のセリフでも、日本のベースが感じられる。
けれどこの『47RONIN』は、
もう、ベースが日本からかけ離れていて、
なんの映画を見ているのか、分からなかった。
ストーリーとしても、映像としても、
個人的にはあまり魅力を感じず、
柴咲コウが着用させられていた着物の衣装が、
宇宙飛行士みたいで、大いに笑えた。
最後の格闘シーン、気づいたら、寝てたよ・・・
西新 脱毛