こちらスイスは、もう夏もほぼ終わりに近づき、
日中暖かい日が貴重なものになってきました。
秋の気配です。
秋といえばもちろん、食。
スイスにも食欲の秋はきっとあると思う!
最近、レストランやスーパーのバラエティが、秋メニューになりました。
そのメイン食材はなんと、「鹿の肉」。
先週末に出かけたレストランでは、メニューを開いた1ページ目に、
「ワイルドメニュー」
の文字。野生のメニューとな?!
みんな言います。
秋のメニューだー!
見てみるとラインナップは、鹿や猪の肉を野生キノコソースで食べるもの。
食べたことない肉…
新しいもの好きの私は、もちろん、試してみましたよ、鹿の肉。
どの肉に似ているかと聞かれたら、牛肉だと思います。
豚肉じゃない。
風味は強めですが、臭みはありません。
なかなかの美味だったのですが、昨日、こちらのスーパー、ミグロに出かけると、鹿肉、鹿肉ソーセージ、栗などを発見!!!
だから、こないだのレストランを真似して、ドイツ語でSteinpilz(シュタインピルツ)、日本語ではヤマドリダケというキノコを使ってソースを作り、食べました!!
キノコソースで食べようというのは、スイス人パートナーの提案だったのですが、どこからか、2種類のキノコをゲットしてきて、この行動にはビビりました。
料理はできないパートナーですが、材料は知っている…
だって私は、ヤマドリダケがソースにしたら美味しいだなんて、知りませんもん。
作り方はスイス料理の本を参考に。
ヤマドリダケのシチューというのがあったので、材料を真似しましたが、私たちはそこに、ドイツ語ではEierschwammerl(英語はchanterelle)、日本語ではアンズダケというキノコもプラス。
エシャロットとかいう玉ねぎみたいなのがないので、普通の玉ねぎで代用。
これは、あるともっと美味しくなるんでしょうけどね。
①バターで玉ねぎを炒める。そこにキノコを加え、薄い茶色になるまで炒める。塩コショウもして、一旦取り出す。
②生クリーム鍋に入れ温まったら、そこへキノコを入れて、弱火で放置する。
徐々にキノコのエキスが生クリームに溶け出して、茶色なってきます。
③私たちはここに…赤ワインと、酢漬けの玉ねぎを加え、さらに塩コショウで味を整えました。
このヤマドリダケを使うのが、かなりポイントだと思うのです。
ぜひ調べて、一度食べていただきたい。
同じキノコでも、マッシュルームじゃぜったいダメ。
スイスドイツ語でSpätzli という、小麦粉と卵をまぜたみたいなものと一緒に。

なんか、あれね。
上からソースをかけたのがこれなんだけども…

かたまり肉には、上からソースはかけない方が、写真的には良いことがわかったな。
ミグロで買ったお肉、レア~ミディアムで食べたけど、お腹壊すことなかったヨ。
付け合わせは私の大好きなマカロニサラダだけども、スイスのマヨネーズは味がイマイチなので、このマカロニサラダも味が、何か足りない仕上がりなのです…
日本はマヨネーズ大国だと言ってもいいです。めちゃ、美味しいですもん。
確か以前、ネットサーフィンしていて、マヨネーズでも瓶のものや、ちょっとお高いシリーズのものだと美味しいというのをどこかで見たことがある気がするから、発見したらまた、ここに書きたいと思う。
さて、今日も命に感謝して、いただきます。