ハチ観察 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。


いやぁ、先週末からブログを読むほうは楽しみつつ、書くほうは放置しておったのですが、なぜかって…



全然、ネタがない!!!!



まぁ、普通に日常を過ごしているだけなので、特別なことは何も無いのです。


書き出してみましたが、


■出会って2周年記念だいうのに、出かけた先が近所の丘という悲劇


■ものすごい足音をたてて電車の二階を歩く、若い女


■うしろからどつきたくなる、歩きタバコの少年


■ドイツ語学校にて、生徒に対するリスペクトがないと主張するメキシコ人。


■日々小さな幸せを感じる外国人パートナーをもつもののノロケ。


■確保できた日本行きチケットでワクワクがとまらない話


■最近好きな食べ物


このパン、甘い。
バターパンにアーモンドスライスがついてる。


photo:01




ミグロにて購入。

和食も食べてます。


photo:03



■学校が帰りの電車が子供であふれていてうっとおしい話


■携帯をマナーモードにせず、迷惑なやつら



ろくな話がない。




ただただ、ドイツ語に悪戦苦闘の毎日です。




あ、けど、ひとつだけ、先週の日曜日、ベランダで遅めの朝食をとっていたときに起きた、衝撃的なことがありました。



その日はですね、天気も良かったので、もうほぼ終わったスイスの夏をエンジョイしようと、バルコニーで食べることにしたんです。


パンに目玉焼き、チーズやハム、コーヒーなどを外に運び出して、ゆっくりと食べていたのですが…




夏のスイスはですね、外で何かを食べていると、必ず、100%の確率でハエやハチがよってきます。



家の中にもコバエがいたり、窓を開けているタイミングを誤ると、虫だらけになってしまいますので、注意が必要です。


家のまわりのクモの巣なんて、当たり前です。




こういう状況に慣れていない、日本からきた私は、ハエの存在にイライラし、ハチには、刺されたらどうしよう…と、ビビりまくりなわけです。



そんな状況に慣れている田舎育ちの我が家のスイス人パートナーは、ハチがくると、「じっとしていたら、絶対に大丈夫」と言って、いつも私を落ち着かせてくれます。

そして、ちょっとハチが離れて飛んでいるうちに、退散です!!





この日曜日のバルコニーにも、ハチがやってきました。



刺激しないように、ハチの動向を見ておったのですが、お皿の上におかれた4枚のハムのうち、1枚に止まったハチ。


しばらく観察していると、なななななな、なんと!!!!


器用に口?針の部分?を使って、直径5ミリほどハムをちぎって、持ち去ったのです!!!!


あんなに近くでハチの生態を観察したのは、生まれてはじめてのことです!


生々しいハエの画像はさけて、こんなのでどうでしょうか。



photo:02





飛び去った方向を見ながら、「あっちのほうに巣があるんやね~」なんつって、あまりのハチの賢い行動に、2人とも、あいた口がふさがらなかったのですが、さらに驚いたのは、このあとです。


それから数分後、なんと、仲間を連れて、再度やってきたんです!!!



ハチが2匹ともなると、話は別です。
いち早く、退散するが懸命です。



とりあえず、彼らのお目当てであるハムを撤去し、スキをついて、他のものもすべて、家の中へ運びこんだのですが、このあとも、何ともしつこく、バルコニーを飛び回り、おそらく、30分ほどは、ハムを探していました。



途中、仲間はどこかへ行ったのか、1匹だけになっていたのですが、私たちはですね、



「あぁ、もうこの働きバチは、巣から追放だな。獲物がどこにもねーじゃねーか!!!と仲間から絶対干されるね。」


なんて大笑いしていました。



それにしても、ハチは頭がいいですね。
色も識別できるんですよね、確か。



チーズや、目玉焼きの残りには一切反応しておらず、ハムにだけ集中していたのですが、なんでしょうか、彼らも脂肪分やたんぱく質が必要なのでしょうか??
普段、昆虫を食べているということは、もちろん、彼らは肉食ですよね。




この日以来、バルコニーにでるときは、常にハチに敏感になっています…
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