先週末で彼のうちのスイス人パートナーの休暇が終わりました。
彼の2週間の休暇がはじまってからというもの、
休暇らしきことは何もせず、ただ毎日、普通の日々が過ぎて行った。
家にいながらも仕事したり、なんやら必要な作業をする彼を横目に私は、
日本のドラマを、一日で一気に8話を見ちゃう、という荒技までこなす始末。
どんだけ暇やねん、という話ですが…
家にいるから汚れるし、掃除したり、ご飯作ったり、語学の勉強してみたり。
普段と何も変わらん日々。
オーストリアに行ったのだって、ただ国境付近の家具屋にランプや日用品を
買いに行っただけ。
わたしゃ、ウィーンに行ってみたいのですがね
( ;´Д`)
この2週間の休暇の最後の土日。
ザンクトガレンにある、いとこの家へと遊びに行ってきました。
やっとこさ、休暇!って、感じです。
このいとこはベジタリアンなので、一切肉は食べません。
けれど、キッチンへいくと、何やら肉らしき物体が…
こんなのを、いただきました。
チキンのような味がする、ベジタリアンの為の食事。
これ、すごく美味しくて、びっくりしちゃいました。
あっさりしてるのに、チキンみたいで非常においしい。
一瞬、「ベジタリアンでもいいかも」なんて、血迷ったこと思いましたよ。
この食べ物は「コルナチュール」というもので、
「豆腐みたいなもんだよ」と説明されたが、
「それなら豆なのか?」と聞くと、それは違うと言う。
結局、みんな、分かってないのよね、元がなんなのか。
日本ではベジタリアンは少ないだろうし、少なくともわたしの周りにはいない。
もともと島国で、政策上、移民が少ないし、
わざわざマイノリティに商品開発しても、商売にならないのでしょうね、きっと。
けど、スイスは移民も多いし、(全体の2割りが外国人と言われる)、
いろいろな宗教の人が集まってるから、
豚マークに×バツマークが描かれた鳥ハムなんかが売られてたりするんでしょうね。
「まだまだ、十分に食事が用意されてない」とベジタリアンが以前話してましたが、
日本と比べると、だいぶ整ってると思います。
翌朝、スイスらしき朝食をいただきましたが、
彼の家で食べていたのとはまた違うものが並ぶんですよね。
バター&ハニークリーム&チーズ
の組み合わせが絶品で、ぜひ、試して欲しい。
はちみつじゃなくて、はちみつがクリーム状になったもの!
これが、激ウマでした。
あと、
コショウのチーズ
はじめて食べたけど、これも、非常に美味しかった。
私ひとりじゃ、そんなにチーズは食べないけれど、
私は今、チーズイーターと一緒に住んでますから、腐らせる事なく、食べ切れます。
近所にある、ワイルドパークへ、散歩にいきました。
行き道にあった家が、非常にかわいい。
見事に三角の屋根ですね~。
気球まで、とんでました。
ちょっと、写真じゃ、わかりにくい…
動物たち。
このパークを散歩してる家族連れやカップルがたくさんいて、
市民の良い散歩コースなんだなぁという感じでしたね。
スイスのいいところは、ここなのかもしれません。
チューリヒの都市のど真ん中でさえ、湖のほとりを散策できたりしますもんね。
いつも、自然が近くにある。
動物が近くにいる。
日本でこういうワイルドパークや山の方へ行こうと思ったら、
車を長い時間走らせないと行けません。
少なくとも私の実家からはそう。
上の写真。
右下と右中央の写真は、「アルプスアイベックス」という動物で、
スイスでは絶滅危惧種に指定されているんだとか。
なので、イタリアからわざわざ、やってきたそうですよ。
公園ですから、犬と一緒に散歩してる人もいて、
動物達が反応するかと思いきやむしろ、飼い犬の方が興奮して、めちゃ吠えてた。
スイスでは、飼い犬には居場所がわかるようにマイクロチップが埋め込まれ、
また、犬の訓練学校にいれて、教育しなくちゃいけない、と聞きました。
スーパー、レストラン、電車やバスなどの交通機関。
あらゆるところに犬は入れます。
ちなみに、交通機関に犬を載せるときは、大人料金の半額を払うんだとか(爆笑)
自然が近いスイス。
そのおかげで坂が多く、マニュアル車運転で苦労させられるし、
また、花粉症で苦しんでもいるんですけどね…