どうも、こんにちは。
Joschiです。
今さらなことですが、土曜日に話したことを書きます。
それは、言語について。
私がスイスにきたのは、2011年の年末。
もうすでに、一緒に暮らして、1年以上がたっているというのに、
「何を今更…」というトピックですが…
言葉が違うことで、100パーセントのコミュニケーションがとれないことを、
どう思っているか
ということです。
というのもですね。
この疑問は、なまじっか、多少のドイツ語が理解できることからうまれた。
私たち2人だと、そないに問題はない、と言いますか…
けど、友達といたりすると、やはり、母国語と第二言語の違いが明らかになる。
今までも、思ったことあったんですよね。
言葉が違うというのは、やっぱりコミュニケーション不足をうむ、と。
当たり前ですよね。
けど、言葉が同じ日本人同士でもコミュニケーション不足、起こしてるやん、と。
2人の関係に問題が生じるというのは、言葉自体が問題なのではなく、
原因は他にあるって、思ってたんです。
例えば、お互いの意見や価値観のすれ違い、過度な期待からの失望感、
求めるものの相違、将来にたいする考え方…などなど。
だからそれほど、言葉の違いに関しては、
(考えてこなかったといえば嘘になるけど)
あまり、重要視してこなかったんです。
一応、思ったことで、口に出して言えること、表現したい事は言えるし、
難しい単語なんて、あまり日常生活では必要ないですしね。
ドイツ語がまったく分からなかった時は、それはそれはもう、疎外感というか。
人間関係の最初だし、緊張してたのもあって、話を合わせて笑ってればよかった。
けど、今はもう違うんですよね。
何というか、なまじっか、
会話の入り口が理解できるから、その奥に入った時についてけないのが、
これまた辛いんですよね。
この人たちは、何で笑ってんだろう。
私も一緒に笑わせろー!
って、なるんですよね。
今はこれが、悲しいわけです。
言語が違うことによるコミュニケーション不足をどう思うか。
これは、友達と彼が言葉を交わして笑う量やスピードと、
私と彼が交わしているそれが、違うように感じたから聞いてみたこと。
私だって、日本語で友達と喋るとどうしてもスピード出るし、笑うことも多い。
だから、彼のこと、どうとか言えないけど、
今度、彼が日本に来たら私はどうするか、とか、一応話し合っておきました。
言葉が違うことで、楽しい場面で楽しめないというのは悲しすぎるじゃないですか。
友達と一緒に笑えないのはもう嫌なので、自分の気持ちと、彼にどうしてほしいか、
今、私はどう感じているのか。
このあたり話し合っておきました。
彼は、
「分かり合えないところは、お互いに理解できるように努力して話し合おう」
という、出木杉くん発言です。
なかなかそう、上手くはいかないときもあるんですけどね…
結局は、通訳係りになるのは彼ですから。
今度話し合いの機会があれば、
「いろんなことで頼りにされて、責任が重くなることをどう思っているか」
これをテーマにしたいと思っています。
【本日のお菓子】
スペインのお菓子、ポルボロン
小麦粉とヘーゼルナッツパウダーを最初に炒ることで、
ポロポロの口どけと香ばしさが出る。
通常はアーモンドパウダーみたいですけど、
そんなに都合良く、家にあるかいな!