木曜日の夜は、
「二日前から食べたかったのに彼ママに呼ばれて食事をしたために
死ぬほど食べたいのに作れなかった」
ハヤシライスでした!!!
彼パパは出張でいないので、彼ママ呼びつけて三人で食事。
さて。
今日は、これまたずーっと前から食べたくて仕方なかった、
「リコッタチーズのタルト」
これ、めちゃくちゃおいしくて、
三月後半に開かれる彼パパの誕生日へ作って持って行くことになりました。
ところで彼ママは、
「与えるのは好きだけれども、与えられるのは好きじゃない」
というタイプ。
プレゼントしてもらったからといって、大切に使ったりはしない。
その辺の気の遣い方は、まったくもって見られない人。
与えることに、喜びを感じる人なんです。
去年の誕生日なんか、当時使っていた携帯電話がボロボロだったから、
彼と彼パパは一緒になって、新しい携帯電話をプレゼント。
しかしそれを、
「私に聞かないで勝手に決めて。使いにくくて仕方がないわ。
こんなの、要らない!」
と言い、いつの間にか、昔のおんぼろ携帯に戻っていた。
使い慣れてるけど、テープで補強したり…
壊れる寸前か、既にどっか壊れているか…
一時期は使い方が分からないといって、投げてたしな…(笑)
そんな彼ママ、私たちが別々に暮らし始めてからは、おそらく、
息子である彼が何を食べているのか、厳密には、
日本からきた女が、息子に一体何を食べさせているのか、
絶対に気になっていたと思う。
昨日、食事のスタートが遅くなってしまったこともあり、
家に来る前は「味見程度」と言っていたのに、実際に来たら、
「食べない」と言い出した。
それでも、食べることを強要する彼。
私はそばで、
食べへんって言ってんねんから、無理強いせんでも…
と思いながら見ていた。けど、息子が言うことには逆らわない彼ママ。
食べ始めると、ハヤシライスの美味しさを褒めちぎっていた。
ルー使って作っただけなのに、なんだか自分が料理上ずのような気分になった。
それから一言。
パパがいる時にこれと全く同じのを作らなきゃだめよ。
肉は持ってくるから。
別に、肉は持って来ていらんし(笑)
それに、何で全く同じもの、という「作るもの指定」まで
なされなくてはならぬのだ…
私は作りたいものを作るだけなのに。
けど、そこで黙る、彼ママではない。
今回ハヤシライスの中に、大量のマッシュルームを入れた。
実はこのマッシュルーム、少し前に
、彼ママからもらったもの。
頻繁に家に来る彼ママは、マッシュルームが冷蔵庫で保存される前に、
台所で常温で置かれているのを見ていたんですね。
そのことで、彼ママの家で夕食を食べた時に、彼と彼ママが争っていたんです。
その頃には、とうの昔に冷蔵庫に保存してあったんですけどね。
私は、「冷蔵庫にあるから大丈夫」とか、面倒くさいから何も言わなかった。
そんないわく付きのマッシュルーム。
そのマッシュルームを、「古い」と主張しだした彼ママ。
今、目の前にある、ハヤシライスの中に埋もれたマッシュルームを、古いと主張。
口うるせーなー
と聞いていると、テレビでみたことを説明しだした。
マッシュルームとほうれん草は次の日にすぐに食べるか、そうでなければ捨てる。
と、テレビで言っていたらしい。
だから、翌日までハヤシライスを持ち込むなら、
「マッシュルームをハヤシライスの中から取り出すのよ」
と言ってきたんですよ!!!
もう、めんどくさい!勝手にせーよ!
と思ってたら、彼がネットで調べだし、冷蔵庫で保存の場合は問題なしと出た。
私はめんどくさくなり、だまって、はてなマークを顔の周辺に飛ばしてたら、
言ってることが理解できてないと思われ、彼ママが、
「私の言ってること、理解してないのね」
と言い出して、
いやいや、理解してまっせー
けど、その、マッシュルームを取り出す行動は理解できまへんー
と心の中でつぶやいた…
もう、食べるな!
と思いつつ、彼がネットで調べたことでことなきを得た。
それから食べたあとは、コーヒーをリコッタチーズタルトと共に出したら、
もちろん、反応は。
「いらないわ、時間が遅すぎるもの」
そうですか、そうですか。
それなら、食べんでええですさかい。
と思ってたらまた彼が、「食べろ!」命令を下した。
渋々小さいのをとる彼ママ。
そしたらですね、あまりの美味しさにおどろいちゃって、
(実は私も驚いた。笑)
悶絶とはこのことですよ。
出来を大いに褒めちゃって、褒めちぎられちゃって、
「Joschi、毎日これから作ってちょうだい、私、食べにくるから」
って、絶対に毎日来るなよ…
以前にもこんな会話したことあったけど、毎日来たためしはないから安心。
さて、これなんですよね。
なんというか、アジア人が作るもの、というか、他人が作ったものを、
あまり喜んで食べたりしない彼ママ。
家まで来たのに、「食べない」って言うのって、はっきり言って
私に対して失礼でしょう?
けど、私に対してだけじゃなく、他人の家に招かれてでかけても
あまりものを口にしない人な気がする。
だから、いつも、家に招く側の人。
大量に料理を作って、招いて、自分はホストに徹して、それで満足。
すごく料理上手なママですからね、私もいつも、美味しく食べさせてもらってるし。
けど、そろそろ、「自分の料理が一番と思ってる節」を捨てて欲しい、というか
「Joschiは何もできない」と思っている発想を解除してほしい…
そう思う、この頃なのです。