スイス人の働き方 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

昨日の記事の続きです。

インド人のお友達Aちゃんの誕生日パーティも終わり始めたころ、
彼が仕事終わりで参加しました。



その日、職場で、こんなことがあったそうなのです。



閉店5分前にお客がやってきた。
既に店内のライトは消えかけているし、
「閉店の時間です、ご来店ありがとうございました」といった
アナウンスも流れる中、やってきた客である。

そして彼に、その客は言った。

「私はこの商品が欲しいんや」


そして彼は言った。

「閉店の時間です、帰ってください」


表現が正しいのかわからないが、とにかく、スイス人は、主張するのである。
「閉店時間だから帰れ」と。

するとその客は言った。

「それなら、この商品を取り置いてくれ。」

既に、閉店時間を過ぎている。そして彼はさらに主張。

「サービス時間が終わっているから、帰ってください。」



ここで日本人であれば、



アレ???何かがオカシクナイデスカ??



という感覚になると思う。

日本では、こんなことは起こらないはずである。

平定間際ぎりぎりに来る客でも、誠心誠意対応すると思う。



ただ、ここスイスでは違う。

「閉店間際にくる客が悪い」という考え方。




「もっと早くに店が開いている時間内に来れたやろが!!!」




ということなのである。

日本で、客を追い出してたら、職務怠慢で





クビニナルデ????





とここで、
こういうシチュエーションの場合、
Aちゃんの出身地ムンバイならどうか聞いてみた。



私たちはてっきり、




対応する または 対応しない





という答えが返ってくると思っていたのだが…

返ってきた答えは…




ムンバイでは、お店は24時間開いている!!!!






ひいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!






客を対応するとかしないとか、そんな問題じゃなかった!!!!




まじめな話。
大きなお店だと、マネージャーに話を通して、買い物をさせてもらうそう。
小さなお店は、関係ない、ということなのでした。



スイス人のビジネスライクな部分を垣間見たのでした。

余談だが、
以前、オーストラリアのゴールドコーストを訪れたとき、同じ経験がある。
とあるツアーを申し込もうと、キオスクのようなところにいった。


ただ、結果、受け付けてもらえなかった。
私が行った時間が、閉店直前だったのである。
ただ、私は思った。



「あと5分もあるやんけーーー受けつけろや!!!怠慢!!!」



と。ただ、その主張も届かず、翌日に再度訪れたのでした。



外国人は、とてもドライなのである。




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