ひとり弾丸・ガボン編 -4ページ目

【CAN2012】スタジアムへ②

一緒に来た兄ちゃんとははぐれてしまったので、しかたなく一人で周囲を見渡していると、

荷台にサポを満載したトラックが数台走り去っていく。

急いで、それを追いかけるガボン人サポ。

どうやら、ここからスタジアムへはまだ徒歩で行ける距離ではないらしい。

しかたなく、私も走ってトラックを追う。
ガボン到着二日目にこれはかなりキツイ。

しかもトラックは信号や渋滞で止まったり徐行することはあっても、後ろで乗り込む人なんてかまってないから、飛び乗りに失敗してるサポもかなりいる。

やがて、一台のトラックのサポが私に気がついた。

『シノアが乗ろうとしてるぞ!(笑)』

シノアとは中国人のことだが、フランス語圏では東洋人全体の総称でもある。

トラックの彼らには、シノアは蔑称ではなかったらしい。

渋滞に乗じて近づけた私にてを差し伸べて荷台に引き上げてくれた。

もはや、疲労のピークだが、このトラックはスタジアムまで行くと聞いてちょっと安心する。

因みにこの日準々決勝のカードは地元ガボン対マリ。

マリも強敵だけにガボン人の応援も熱い。

行きかうサポ満載のトラックに、
『こっちにはシノアも乗ってるぞ!』
私にガボン国旗をまきつけたりガボンの帽子を被せたり、大盛り上がりである。

やがて、マリ人サポを乗せたトラックが近づいてきた。

『今日は3対0だ!』『いや4対0でこっちの勝だ!』

応援合戦を繰り返し、一時間くらい乗っただろうか?ついにスタジアムが見えてきた。

【CAN2012】スタジアムへ①

30数時間のフライトで日本からガボンについた翌日、準々決勝をみるためスタジアムへとくりだした。

真冬の日本から真夏のガボンへ!
乾燥する日本から雨季のガボンへ!

長旅と時差という以上に到着二日目の疲労感は凄かった。

が、サッカー観戦ならすでに世界中で見てきているし、情報の少ないガボンでもスタジアムは市の中心部にあるのをgoogle mapで確認済み。ホテルからは歩いてでも行ける距離だが、念のためタクシーを捉まえる。

『スタジアムまで、お願いします』

という私の言葉にドライバーが『?空港のこと?』と返してきて戸惑う。
ついには『わかりません』といわれて、タクシーは行ってしまった。

数年ぶりに使うフランス語だが、この程度はいえる自信があったし、現にホテルでは通じていたのに変だ。

次に捉まえたタクシーからは試合のチケットを持った兄ちゃんが降りてきた。
『君、スタジアムに行くの?スタジアムはあっちだから、道の反対側で車捉まえなよ』
と、私が把握したスタジアムとは逆の方向を指差す!

道の反対側では、別のガボン人が声をかけてきた。
『スタジアム行くのかい?じゃあ一緒に行こう』
彼と一緒にミニバスに乗る。

走ること15分くらいか。『よし、降りるぞ!』
が、周囲は海岸と住宅街。???
あ、彼はトラックと交渉してる。やがて、『乗れ!』
トラックの荷台に乗って走ること、30分くらいだろうか?ようやくそれらしき場所に止まった。
周囲は芝地でなによりユニを着たサポーターや警備の警官がかなり居る。スタジアムらしき雰囲気だ。

が、肝心のスタジアムがどこにも見当たらない。

Cordoba

ブラジル蹴球紀行-0714Cordoba