フリオソってなに?
調べたらフリオーソ、イタリア語で激しくとか熱狂的にとかの意味、音楽用語でもあるそう。
でもフランスのバンド、そうでなければこんなジャケ買わない。いくらフランス好きであっても。
FURIOSO
SATAN JOKERSのルノー・ハンソン、TRUSTの初期メンバーだったティボー・アブリアルによるプロジェクト。92年の1stアルバム。
FURIOSO
知らなかったら絶対買わない、こんなのクロスオーヴァー系のバカバンドに決まってる。ザコシかと思った。
そんなジャケの酷さからは想像できない高品質なメロディアスハードロック、良い意味でフランスっぽさも薄くメジャー感がある。メタル本来のスリルからは遠いが演奏力は高く、ちょっとAORやフュージョン感もあるようなおしゃれな大人のロック。“Don’t You Wanna Rock” とかソフトでも軽薄じゃないからいい、メロハー好きにもお勧めできる。
“Ten Screaming Guitars” はパトリック・ロンダットを始めTRUSTのノノらフランスの有名バンド、WARNING、BLASPHEME、SORTILÈGE、ATTENTAT ROCK、JINXなどの各ギタリストが参加するインスト。
FURIOUS ZOOと改名して数多くのアルバムを制作発表、現在も活動している。
ルノーはSORTILÈGEのVo、クリスチャン “ズイユ” オーギュスティンともプロジェクトを組んでいて、2012年に発表された「ZOUILLE & HANTSON」が話題になった。
“Get Out”
“Don’t You Wanna Rock”
Ten Screaming Guitars”