楽し過ぎた5月が秒で溶けた・・・。
琴ちゃんの退団がこんなに寂しいのは、琴ちゃんの舞台にドキドキして、わくわくして、鳥肌が立つほど興奮するからなんですよね。琴ちゃんの笑顔をみたら、パァァァァアって胸一杯にピンクの薔薇が咲き乱れる、ときめきをもらってたからなんですよね。
だから、寂しいのはそれだけ楽しかった証拠なんですよね。
本当は、チケットないけどムラにいってそばで最後の日の空気だけでも吸いたいと思っていたのですが、子どもの運動会と丸かぶりしてまして、、、。
きっと優しい琴ちゃんなら、「それはお子さんを優先しなきゃ!」って言うんだろうなぁと
と、抜けるんじゃないかってくらい強く後ろ髪引かれつつ、思いとどまっています。
メモリアルブック見たり、昔の映像とか見返したりしてるけど、改めてどの瞬間切り取っても、芸のスキルはもちろん、人間としてもプロとしてもちゃんとしていて(語彙力)、改めて人生5周目だなと確信・・・。
新社会人は、下手な啓蒙本よりレジェンドトップのメモリアルブックのほうが学ぶこと多いから、絶対読んだほうがいいw
で、
唐突なのですが振り返って今、私が好きな琴ちゃんのお役を誰にも求められてないけど発表しますw
1位 エドワード・ブルーム 『Big Fish』
「歌」で胸が震える、という経験を40過ぎて初めてしました。
人から見たら平凡だけど、息子にとってはかつてヒーローであった父親の人生を、少年期から老年期まで魅力的に演じていて。歌とダンスは至高の領域なれど、芝居でもここまで魅せるんだ、どこまで行くんだこの人は・・・!と打ち震えました。
誰の心にもある家族の物語を、誰にもできないレベルで感動に昇華させ、みんなの心に残り続ける・・・残念ながら映像がないからこそ、今も胸の中にエドワードの歌声と笑顔が蘇ってきて、子どもだったころの自分、親としての自分、そしていつか子どもより先に逝くはずの自分に重ねて、感動を反芻しています。
2位 ジュリアン・ソレル 『赤と黒』
こんな礼真琴が見たかった・・・!!!![]()
![]()
![]()
![]()
と憑き物が落ちたような感覚になった、礼真琴第2章の幕開け。
超実力派の2番手ありちゃん(暁千星)を迎え、ことありの快進撃が始まる期待感にテンション爆上がりしたのを覚えています。
その後、期待以上の二人の相性の良さと相乗効果で、武道館にまで連れて行ってもらい、感無量です。
3位 阿弖流為 『阿弖流為』
すごいすごいとはわかっていたけど、ここまでできるんだ・・・!と驚き、大器の名をほしいままにした2番手の船出。
あの学年だからこそ出せるエネルギー、精悍さが追い風となり、また置かれている立場に通じるものがあるからこそ、阿弖流為なのか礼真琴なのかわからなくなるくらい憑依していたというか、テクニックを超越したパフォーマンスに涙が止まりませんでした。
礼真琴チルドレンや同期も多く出演していて、今もその生徒さんたちががんばっている姿にも嬉しくなります。
*
ちなみに4位は、『1789』ロナン・マズリエ。
琴ちゃんがトップになった時からずっとやってほしいと思っていた作品であり、期待以上のクオリティで夢が叶った演目でしたが、体調不良による公演中止、代役公演、その後の休養など、あの夏のことは切なさをもって思い返されて・・・
手放しに大好き!とは言えない、そんな複雑な思いの残るお役です。
・・・と、
不世出の実力の人なれど、コロナ禍や宙組の事件、休演やイレギュラーな休養など、
きっとできたであろう海外公演も、周年行事での同期トップ揃ってのパフォーマンスやメディア露出も、運動会で優勝旗を持つこともかなわなかった琴ちゃん。
誰が悪いわけではないけど、次々に降りかかる難題に立ち向かい、よくぞ6年弱もがんばってくれた・・・!と改めて感謝しかないです。