GAVISCON®は関連製品が複数販売されています。各商品の違いについて最下部に記載しておりますので参考にしてください。どの製品が適当かは医師や薬剤師に直接ご相談ください。
薬剤師がドイツの薬局で処方箋なしで購入可能な市販薬を簡単に紹介します。 飲み方や服用上の注意点、値段など参考にしてください。あくまでも情報の一部抜粋ですので、服用前にご自身でしっかり添付文書(薬に同封されている説明書)をご確認の上、自己責任の服用をお願いいたします!
出典:Apotheke.deより
商品名
GAVISCON® DUAL 500 mg / 213 mg / 325 mg Suspension
商品の特徴
本薬はアルギン酸ナトリウムと制酸剤2種(炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム)を含有し、2通りの作用で食事中や妊娠中の胃酸過多による逆流性食道炎の症状(胸やけ、胃酸の逆流、食欲不振)を解消する。
- 胃に保護膜を形成し、胸やけの痛みを解消する
- 胃酸の生成を抑制して胃痛の胃の不快感を解消する
有効成分
アルギン酸ナトリウム 500㎎
炭酸水素ナトリウム 213㎎
炭酸カルシウム 325㎎
効能効果
胃酸過多による逆流性食道炎の症状(胸やけ、胃酸の逆流、食欲不振)
用法用量
12歳以上の大人(高齢者も同様)
- 1回10~20ml(1~2包)を食後と就寝前(1日最大4回)に服用する
- よく振ってから服用する
- 12歳以下は使用不可
禁忌
下記の既往症がある場合には使用しないこと
配合成分に対する過敏症
副作用
下記の症状が現れた場合には服用を中止して医師に相談すること
- アレルギー症状(腹痛、下痢、吐き気嘔吐、発赤、痒み、顔や唇、下、喉の膨張、息切れ)
相互作用
服用上の注意
- 服用を忘れた場合にはその回はスキップし、次回から指示通りに服用すること
- 過剰に服用した場合に腹部の張りを感じることがあります。その場合には医師に相談すること
- 本製品は妊娠中、授乳中、妊娠を希望している場合にも使用可能であるが、使用期間はなるべく短期間にとどめること
- 制酸剤により深刻な疾患の症状がマスクされてしまう可能性があります。
- 症状が7日以上続く場合には医師に相談すること
- 12歳以下の小児に使用する場合には使用前に医師に相談すること。腎臓疾患や消化管炎症性疾患のある患者において高ナトリウム血症に陥る恐れがあります。
下記の患者は使用前に医師や薬剤師に相談すること
- 腎臓や心臓に疾患がある
- 腎機能不全
- 体内の電解質バランスに異常がある(低リン血症誘発の恐れあり)
- 胃酸生成が少ない(本薬の効果が期待できない恐れあり)
日本の類似薬
アルロイドG
参考価格
€16 (24包入)
【各製品の特長、違い】
GAVISCON® Dual 250 mg / 106,5 mg / 187,5 mg Kautabletten bei Sodbrennen & Magendruck
- 配合成分が紹介製品の半分
- ガムのように噛んで服用する
GAVISCON Advance Pfefferminz bei Sodbrennen
- 配合成分が紹介製品の約2倍
- 1回量が1/2~1包
GAVISCON Dual Kautabletten bei Sodbrennen & Magend
- 配合成分が紹介製品と同じ
- ガムのように噛んで服用する
- 1回2~4個
Gaviscon Liquid bei Sodbrennen in der Schwangersch
- 炭酸カルシウムの配合量が紹介製品よりも少ない
- 妊娠中に適している(他の製品も妊娠中服用可能)