薬剤師がドイツの薬局で処方箋なしで購入可能な市販薬を簡単に紹介します。 飲み方や服用上の注意点、値段など参考にしてください。あくまでも情報の一部抜粋ですので、服用前にご自身でしっかり添付文書(薬に同封されている説明書)をご確認の上、自己責任の服用をお願いいたします!
出典:Apotheke.deより
商品名
NUROFEN® 24-Stunden Schmerzpflaster 200 mg
商品の特徴
有効成分はNSAIDsに分類され痛みや腫れ、発熱に効果を示すし、本製品より24時間にわたって放出し続ける
本製品は16歳以上の大人が筋肉の痛みや外傷後の捻挫などによる関節の痛みの治療として短期間使用できる
有効成分
イブプロフェン 200㎎
効能効果
筋肉の痛み、捻挫など
用法用量
- 1日1回、痛みのある部分に直接貼る(効果が24時間持続する)
- 使用前に患部を清潔で乾燥した状態にする
- 使用を開始するタイミングはいつでも問題ないが、継続して使用する場合にはなるべく毎日同じ時間に交換する
- 本製品は伸展性があるため必要であれば関節部分にも直接貼ることができる
- 使用の継続はなるべく短期間にとどめ、5日は超えないこと
使用には下記の点に注意する
- 本製品を切って使用しないこと
- 傷口には使用しないこと
- 本製品を密着した衣類や包帯などで覆わないこと
- 濡らさないこと
禁忌
下記の既往症がある場合には使用しないこと
- 配合成分やアセチルサリチル酸、他のNSAIDsに対する過敏症
- 以前NSAIDsを服用した後に喘息、原因不明の喘鳴、息切れ、痒み、鼻水、蕁麻疹などのアレルギー症状えお起こしたことがある
- 妊娠後期(妊娠8~10か月)
傷口(擦り傷、切り傷、やけどなど)や感染部位、皮膚に病変がある部位(皮膚炎や湿疹など)目、唇、粘膜には使用しないこと
副作用
下記の症状が現れた場合には直ちに使用を中止すること
- アレルギー症状(喘息、原因不明の喘鳴、痒み、鼻水、蕁麻疹)
- 過敏症状(皮膚の発赤、膨張、水膨れ、皮膚がむける、皮膚の潰瘍)
下記の症状や副作用と思われる症状があった場合には医師に相談すること
- 皮膚の発赤や痛み、痒み、水膨れ、毛細血管出血(あざ)
- 喘息症状、呼吸苦、息切れ
- 胃痛などの胃症状
- 腎臓障害
相互作用
併用薬がある場合には医師や薬剤師に相談すること
特に下記の薬を服用している場合には注意が必要
- 高血圧治療薬
- ワーファリンなどの血液抗凝固薬
- 炎症や痛み治療ためのアセチルサリチル酸や他のNSAIDs
服用上の注意
- 過剰摂取が疑われる場合(吐き気嘔吐、胃痛、下痢、耳鳴り、頭痛、消化管出血など)には医師に相談すること
- アレルギー症状が出た場合にはすぐに使用を中止して医師に相談すること
- 使用中に消化器症状(特に出血)がある場合には医師に相談すること
- 副作用は高齢者でより発生しやすい
- 使用後に痛みの症状が良くならない、悪化する場合や新たに症状が現れた場合には医師に相談すること
- 光線過敏症のリスクを減らすために本製品を使用中や使用後数日間は患部に直接太陽光や紫外線を当てないこと
下記の患者は使用前に医師に相談すること
- 喘息やアレルギーの既往がある
- 胃潰瘍、消化管、心臓、腎臓、肝臓に既往がある
- 妊娠初期に6か月間、または授乳中
妊娠、授乳中
- 妊娠中、授乳中、妊娠を希望している場合には使用前に医師に相談すること
- 妊娠後期は使用できない
- 妊娠初期の6か月までの使用については医師に相談すること
- 授乳中の使用については乳児への影響について明らかではないが、念のため胸部への使用は避けること
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参考価格
€30 (8枚入)