薬剤師がドイツの薬局で処方箋なしで購入可能な市販薬を簡単に紹介します。 飲み方や服用上の注意点、値段など参考にしてください。あくまでも情報の一部抜粋ですので、服用前にご自身でしっかり添付文書(薬に同封されている説明書)をご確認の上、自己責任の服用をお願いいたします!
出典:Apotheke.deより
商品名
Paracetamol 500mg bei Fieber und Schmerzen
商品の特徴
本製品は解熱鎮痛薬です。
中程度の痛みや発熱に使用されます。
鎮痛剤を医師の指示なしに長期連用または高用量で服用することはリスクを伴います。
過剰服用を避けるためにパラセタモール(アセトアミノフェン)を含有する他の製品との併用は避けること。
有効成分
パラセタモール(アセトアミノフェン) 500 mg
効能効果
解熱鎮痛
用法用量
下記の用量を十分な量の水で服用する。
食事前に服用したほうが効果が早く出る。
体重 19 - 25 kg / 年齢 6 - 8 歳
1回量:1/2 錠
1日最大用量:2 錠 (1/2 錠を4回)
体重 26 - 32 kg / 年齢 8 - 11 歳
1回量:1/2 錠
1日最大用量:2 錠 (1/2 錠を4回)、投与間隔を4時間以上開けた場合に1日3錠まで服用可能
体重 33 - 43 kg / 年齢 11 - 12 歳
1回量:1 錠
1日最大用量:4 錠
体重 43 kg 以上 / 年齢 12 歳以上
1回量:1 - 2 錠
1日最大用量:8 錠
4 - 8 時間の投与間隔をあけ、1日最大4回まで服用可能
禁忌
下記の場合には服用しないこと
有効成分や他の配合成分に過敏症がある場合
肝機能に問題がある場合
服用上の注意
- 腎機能や肝機能に障害がある場合や先天的に血中ビリルビン濃度が高い患者(ジルベール症候群)は投与間隔をのばし、投与量を減らす必要がある。
- 医師に指示なしに3~4日以上連続して服用を継続しないこと
- 6歳以下の小児へは、より含有量の少ない小児用の製品を服用させること
- 鎮痛剤の長期連用、高用量での服用、不適切な使用は薬物乱用頭痛を引き起こす可能性があります。また、鎮痛薬の習慣的服用(特に他の鎮痛薬との併用)は腎機能を障害するリスクがあります。
下記の患者は服用に注意が必要であるため、服用前に医師に相談すること(減量等が必要な場合あり)
- 肝機能障害(アルコール性肝障害、肝炎など)
- 腎機能障害
- 血中ビリルビン濃度が高い場合
過剰摂取について
成人で1日4000㎎(8錠)以上、12歳以下の小児において60 mg / kg 以上服用した場合に発汗や眠気、吐き気等の症状が現れる場合がある。
翌日症状が回復したとしても3日目までに肝臓へのダメージが生じ、肝性昏睡に陥る可能性がある。
パラセタモールの過剰服用が疑われる場合には速やかに医師に連絡をすること。
日本の類似薬
カロナール
参考価格
€ 2 ( 20錠入)