イノセンス。AIとロボットと人間 | 関西人の備忘録

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イノセンス
劇場公開日:2004年3月6日

ロボットと人間の境界

本作は、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の続編である。面白かった。作中では、人はなぜ人形を作り続けるのか?ということが問いただされる。最近流行っている、AIの未来を象徴するようなメッセージだ。人間の考え方を模倣したAIは、これからロボットたちに、活発的に搭載されていくだろう。そこで何をもって、ロボットというのか?人間というのか?という疑問に辿り着く。人の心を持っているから人間なのか?電気で手足が動くからロボットなのか?この境界の判断は、非常に難解だ。今後、ロボットと仲良く共存できている、世の中になっていてほしい。ロボットとの関係性を、考えさせられた映画であった。