🌟小町のその後報告🌟
小町の経緯:
2023年11月24日、小野の道路脇で下半身引きずりながら逃げ回っていたところを通行人が保護して、獣医師会加盟の動物病院に連れて行き、行政の無料の治療を選択されたため翌日センターに収容されました。
下半身麻痺で収容されましたが、骨折はしておらず排尿排便も自力でできていたので、麻痺の原因は背中の深い傷からの感染症が原因だったと判明しました。
預かりさんちで栄養つけてもらって、投薬しながら経過観察して麻痺は殆んど改善しました。
今年1月の譲渡会に小町目当で市内のご家族が来訪されました。
小町がセンターに収容された時から気になっていたとのことでした。
里親様から
「こんにちは
ご無沙汰しております
小町がうちに来て、今月で2年になります
変わらず元気に過ごしている姿を神近さんや、預かりさんに見ていただこうと。ご連絡させていただきました😊
小町は男性が少し苦手だった様で、主人や息子にはなかなか甘えに行きませんでした
でもここ半年位でやっと膝に抱っこしてもらおうと、そーっと上がってくるようになりました
相変わらず可愛い小町です!」
小町は本当にラッキーでした!
里親様には感謝しております。
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ここからはセンター収容の負傷犬猫達の現実を書きます。
小町のような負傷猫を下関市の獣医師会登録の動物病院に連れて行った場合は
動物病院から「治療をして飼う意志がありますか?」と訊かれると思います。
「はい、もちろんそのつもりです」とそこではっきりと断言できる方は
とても少ないと思われます。
もし、そう答えられたとしても、恐らく獣医師側は
「下関市の無料での治療があります。それを選ばれますか?
それを選ばれるなら置いて帰って、あとはこちらにお任せ下さい」
と言われるかもしれません。
どういう説明をされているのかわからないのですが
「下関市の無料の治療が受けられる」と言われた場合
安心するし、それが善いと感じる方が殆どでしょう。
自分で医療費を払うつもりで、自分で飼うつもりでいたとしても
「それならそうしてください」と思いが変わるかもしれません。
また獣医師会の獣医さんたちがこの制度を使うと
その後犬猫たちがセンターでどうなるかを
本当に理解されているのかも私にはわかりません。
一度、その制度を推奨されている獣医師会と話をしたいと
センターに申し出たことがありますが
「それは難しい」と言われ、そのまま無しになりました。
その理由は聞いても応えられないとのことでした。
だからといって、1軒1軒忙しい獣医師会の先生たちに
面会を申し込んで私が話すことができるのか?
たぶん無理でしょう。
最初にこの活動を始めた当初、協力を求めた時に
何軒か周りましたが「ご協力は出来ません」とすぐに
お返事を頂いた過去がありますので。。。
獣医師会と動物愛護のボランティアは何がしかの
超えられない壁みたいなものがあるのかもしれません。
でも、正直、この下関市の負傷犬猫達の獣医師会の無料の治療制度
が出来たことで、一番あおりを受けているのは
せっかく保護されたのに置いて行かれた負傷犬猫達とディ・アンクです。
そんな制度がなければ恐らくですが、負傷犬猫をわざわざ保護して
動物病院にまで連れていかれた人達は、自分で治療をするつもりで
連れて行ってるわけだから、ある程度の覚悟があるはずです。
でもそこに「下関市での無料での治療制度がある」と知ればどうでしょうか?
殆どがその制度を利用したいと思うのは当然なのではないかと思います。
問題は、その下関市での無料の治療でどの程度の治療がされるのか?
そして治療後にその犬猫たちはどうなるのか?です。
治療は連れていかれた動物病院によって程度が大きく違ってきます。
それは過去の治療例で明らかなのですが、それがどこの病院で
どこまで治療をしてくれるのか?迄は私には教えてもらえないので
知りようがありません。
これまでの実例から判っていることを数軒だけ記載します。
1・前足を骨折した小猫(カービィ)→レントゲン撮影後、包帯で骨折した前足を体に固定した状態でセンター収容
2・あごの骨を骨折した成猫(シロキ)→レントゲン撮影後、顔の血を拭いてから、センター収容(点滴したかもしれません)
3・下半身麻痺の状態になった子猫(小町)→レントゲン撮影後、点滴して1~3泊入院後、センター収容
4.足を負傷した成猫→負傷した足を縫合手術して治った状態でセンター収容
まだまだありましたが、私の記憶が定かではないため
はっきり覚えているこの4件のみにしておきます。
4だけ負傷傷が完璧に治療された状態でセンター収容されたため
私の助けは要らずでセンターが愛護棟に出し
既に里親決定となり譲渡されています。
正直なところ4以外は、もし私がレスキューしていなければ
全員殺処分されていました。
1~3は応急処置のみでした。
獣医師会の獣医さんたちも、応急処置のみで治療ができない
センターに収容された場合は、殺処分になることを知ってほしいです。
そしてそれらの負傷犬猫たちを私が殆どレスキューして
全国からの寄付を集めて治療して
治療後はディ・アンクが保護して
お世話しながら里親に繋げていること
また無理な場合は終生飼育をしています。
もしもその私がレスキューを拒んだ場合は
センターでは治療ができないためセンターは負傷犬猫たちを
愛護棟に出すわけにはいかないので殺処分という選択になります。
それを獣医師会の獣医さんたちだけでなく
下関市民に知っていただきたいです。
下関市の市民によって保護された犬猫達の無料の治療を
選択された場合は
応急処置のみでその後センターに収容されて殺処分される
ケースが殆どだということを知って下さい。
ディ・アンクは可能な限りレスキューしていますが
あくまでも慈善ボランティア団体であり
殆どが私の個人対応なので限界があります。
また現状は、重症でもセンターレスキューをして治療をしている
のはディ・アンクのみでレスキューを判断している代表の私が
既に66歳となっています。
永遠にこの活動が続けられるわけではありません。
昨年はセンターレスキューをして治療をして保護して
里親募集をして、譲渡できた元負傷犬猫たちは0匹です。
そんな厳しい現実があります。
なので負傷した犬猫を見つけて助けたいと保護して
動物病院に連れて行かれた人にお願いします。
どうか、無料の治療を選んで犬猫たちを動物病院に
おいて行かないで下さい。ご自分で治療をして保護して
里親探しをされるなり、寄付を呼び掛けるなりして
がんばられてください。
また下関市はこの制度を見直して頂きたいです。
今のままだと90%が負傷した犬猫達の
センターが殺処分するための回収になっております💦
せっかく市民が助けたいと動物病院連れて行っても
その制度を獣医師会の動物病院ですすめられることにより
こうしたヒヅミが出ていることを一番目の当たりにしているのは
ひたすらセンター収容の動物病院経由の犬猫たちを
助け続けている私だけなのかもしれませんが。。。
現実を本当に皆さん知らな過ぎて。。。
とても歯がゆいです💦
1つの制度を現場の事情を何も知らない人たちが
現場で動いている人たちの意見も聴かず一方的に決めてしまうことで
現場でいつも実際に対応している人たちがその制度のあおりを受けてしまいます。
それでも市民は市が決めた新しい制度を利用したいと思ってしまうし
それが善い制度なのだと勘違いされてしまいます。
これは全てにおいていえることなのかもしれません。
私は職業がライターです。
その私が動物愛護活動を実際に真剣に取り組んでみたことで
初めて分かったこと、現実はこうなんだということを
記録として書き続けています。声を上げ続けています。
これらは誰かに対する批判や中傷等ではなく
全て現実起きていることなのです。
それをどうかご理解願います。