不審死した外猫さんの検死結果 | 下関のセンターの犬猫レスキュー活動をしている 『ディ・アンク』のブログ

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【閲覧注意 写真3枚目に亡骸の写真あり】

2024年6月8日、彦島水門近くの某施設駐車場にて変死していた外猫さん

前日の夜、元気な姿を確認されていました。

亡くなっているのを餌やりさんが見つけ、当方預かりボラのホーマーママに通報されてきました。

亡くなり方があまりに不自然だったため、ホーマーママが私に相談してきたことで、警察に通報するように伝えました。

写真を見て頂いてもわかりますが、ボディの後方の両サイドに同じような濡れた火傷あとみたいなものがあり、お腹も濡れており、お腹はパックリ裂けていて内臓が飛び出していました。

濡れているのが部分的で頭や四肢、尾は濡れてなかったです。

最終的に警察に検死していただけるようになり、結果待ちをしておりましたが、先日、検視結果を連絡されてきました。

『事故』と断定されました。

その事故が何によって起きたのかまでは説明はありません。
説明する責任はないとのこと。

電話されてきた警察官の方の話だと
「説明義務はないけど、今後のために少しお話しておいた方がいいので話しておきますが、恐らく交通事故死でその後、獣に内臓を食べられたのだと思うので、今後、こういう亡骸を発見しても事故なのでもう通報しないでください。」とのことでした。

私もホーマーママもこの結果には納得はしていません。
交通事故死でその後獣に襲われた?ととても考えられないような状況でしたが、薬品などの付着はなかったのでしょう。それで事故とされたのか?車の燃料とか何か交通事故による証拠が検出されたのか?までは説明ないので全く不明です。

濡れていたのは体液だったそうです。
怪我をした後、猫の体液が出た?にしてはあそこまで濡れる?という疑問。。。

何もかもがわからないままこの件は終わりました。

警察としても検死をしてくれたのだから、クレームなどは絶対にしないでください。

今回は1匹だけだったので、事故ということになったのかもしれませんが、これが連続して起きるようであればそれは事件になると思います。通報しないように?というのはあくまでも警察官の個人的意見であり、それは市民としての権利でもあるので、法律的に制限できるものではないと思います。連続して起きるようであれば、通報は当然するべきであり、警察も把握しておく必要があると私個人は考えております。

今回はこの件は終わります。これ以上同じようなことがない限り。。。ないことを願っております。

合掌

この母猫が大事に育てていた子猫5匹はホーマーママがその後保護しました。現在、皮膚の治療が必要なため、隔離、治療しています。治り次第里親探しを行いますのでよろしくお願いします。

今、私たちにできることは残された子猫たちをこのような外の危険性から守り、幸せに繋げることくらいです。







今回のことで外猫さんの危険性を知ってください。
さっきまで元気だった姿を目撃しても、その後、危険が襲ってくる、それが外の世界です。車、人、野生動物、病気などありとあらゆる危険があります。

外猫さんの保護を全員できるわけではありませんが、せめて飼育されている愛猫さんは避妊・去勢をして室内飼育でお願いします。