【閲覧注意⚠】
昨夜まで元気な姿を確認されていた母猫が、写真のような無残な姿で今朝、発見されました。
現場は下関市の彦島の水門手前付近です。
周辺を通る時は、おかしな動きをしている人がいないか要注意されてください。（ただしこの子の子猫たちを保護しようとうちの預かりボラさんが捜索中です）
ここはホーマーママが個人でTNRや負傷した猫を保護している地区で餌やりさんがいる場所です。
この母猫は今年3月にホーマーママがTNRしようと思った子ですが、既に臨月だったため、捕獲しなかったそうです。
その時生まれた子猫たちがいるのですが、姿が見えず、現在捜索中です。まだ生後2か月前後くらいだそうです。
この傷は交通事故ではないですよね。
皮膚病でもないでしょう。わずか1晩でここまで皮膚が赤くなり剥げて命を落とすとしたら、薬品をかけられたかつけられたとしか考えようがありません。
それで警察に通報してもらいました。
現場に駆け付けた警官に「検死してください」と頼んだら「調べたければご自分でしてください」と言われたと電話かかってきたので、私が電話で直接警官と話しました。
どうして虐待の可能性があるのか？過去に同じような事件が連続して起きていることなど。そしたら直接私から生活安全課の刑事と話してほしいと言われたので、下関署の生活安全課に電話しました。
すると亡骸は警察が一旦引き取り、調べると言われました。
その結果を教えてほしいと伝えたら「連絡はしない」と言われたので「もしも虐待だったら、これ以上その現場で猫が増えないようにTNRするとか、その後治療するとか、保護するとかは結局私たちのような動物愛護ボランティアがするのだから、検死してもその結果を私たちが知らなければ意味がまったくない」と過去の下関猫連続虐待事件のこと、その時関わったボランティアだということなどをできるだけ説明させていただきました。
当時のことを知る警察官と刑事がもう転勤していないことをあちらは言われてきましたが、資料を見れば記録は残っているからわかるでしょうと伝えたところ、通報者となるホーマーママに連絡すると言われました。
念のためセンターにもこの件は通報しています。
↓過去の下関猫連続虐待事件は全国放送でも報道されました↓
2019年春、下関で猫連続虐待事件が発生し、薬品を全身にかけられて大やけどをした猫達が10匹以上保護されました。
耳がとけてなくなっていたり、保護してすぐに亡くなった猫もいて検死解剖も行われ人為的な死因で間違いないという結果も出て、下関警察署が虐待事件として捜査はしてくれましたが、犯人に繋がる目撃情報や証拠はなく「水鉄砲に薬品入れて餌を食べていた野良猫たちをうった」と話していた猫嫌いな住人がいたのですが、逮捕されることはなかったです。
警察は虐待現場の映像がないと裁判しても容疑者が自白を覆し「私は無実だ、虐待などしていない」と言えば、証拠不自由分で処罰できなくなるそうで、とにかく犯行現場を証明する動画、写真などの証拠が必要で、それがない限り逮捕などはできないとのことでした。
なので、今回のようなことが起きた場所は要注意でもし不振な動きをしている人がいたらその動画を撮影して私にご提供願います。
また餌やりさんがいる現場は猫たちが集まってきます。
それが嫌で嫌で仕方ない人たちも必ずいます。
その人たちによって、このような無残な結果を生むこともあります。
猫達は人の助けがないと自力ではなかなか生きていけない動物です。だから餌をあげるのはよいのですが、避妊・去勢をしてください。あと、餌やごみ、糞は必ず片づけて下さい。
餌やりを続けた結果、猫たちがこのような無残な行為によって命を落とすのは本末転倒であり、避けましょう。
また飼い主さんは猫をお外に出さないでください。
下関は猫が嫌いで虐待する人たちがたくさんいる場所です。
虐待魔もいますし、単に猫が嫌いなだけで毒餌をまいたり、車でわざとはねたり、川や海に投機したり、捕まえて他の場所に遺棄したり常に発生しております。
罪のない動物たちが不幸な目に遭わないように、1人1人が気を付けるしかありません。どうかご理解ご協力をお願いいたします。
みんなで優しい下関市にしていきましょう！
※この猫さんの亡骸は検死後にホーマーママが引き取って火葬に連れて行くとのことです。
