2月にセンターから相談された案件でした。
飼い主さん母子が次々に他界され、取り残された猫さんの名前もわからないような遠い縁者の方がセンターに持ち込まれました。(放置されなかったことで良しとしてください)
人馴れしていたのでセンターが譲渡対象にしようとウィルス検査したところ、猫エイズキャリアで対象から外れました。
下関のセンターは健康に問題がない、キャリアではない猫しか愛護棟には出せません。医療費がかかるような犬猫を出すとクレームしてくる市民がいるからとのこと。
以前は譲渡対象から外れたら殺処分されていましたが、数年前から限られた登録団体によってそのうちの何匹かを救う活動が始まりました。それでもすべては救えない状態。
私は自分で救えなくてもこうして発信して救う活動をしています。(今のところ、下関のセンターにてこれをしているのは恐らく私のみです。発信するからには様々な条件をクリアしないとできないため後継者がまだいません。)
発信したことで今回もこの子を助けてくれる人が現れました。
本当にありがたいことです。
先住猫さんとはまだ仲良くなれていませんが、努力されています。
里親様から
「こんにちは。
あの後すぐに、意外にも先住猫の方が近寄っていき鼻チョン挨拶をしたのですが、シャーされてしまいそこからはお互い威嚇し合ってます。
お互いの匂いのついたものを置いて様子見をしています。少しずつ慣れてくれたらと思います。
初日は夜鳴きが結構激しかったのですが、2日目はちょっとケージから出したからか、夜鳴きはなかったです。
ただ、扉や隙間を見つけてはガリガリします(...)
基本「にゃ~う~」と鳴きますし、喋るようにも鳴きます。
可愛いです
そしてよく甘噛みをします。嫌な所を触られた時と撫でられて甘えてる時の両方ともに
※名前はまだ決まっていません。
進展がありましたらまたご報告させていただきます。」