私がセンターから助けている命は殆んどが殺処分対象となった命で、もし私が存在していなければ助からなかった命たちです。
ディアンクの意味は古代エジプト語で、来生での復活を祈る永遠の命、いわゆるミイラの棺に記された飾り文字です。
この意味からいくと”一度亡くなった命の復活を祈るもの”でありますが、私の活動は”レスキューしていなければこの世にはもう存在しなかった命を生かす活動”となっていますね。
でも1人では限界があるため、一般からの相談は止めています。
ディ・アンクという団体としていますが、メインで活動しているのは私一人です。そこに有志たちができることをできるときにできる範囲で手伝ってくれています。
四六時中活動しているのは私だけです。夫からは「頭がおかしい」と言われながらも、夫も手伝ってくれています。
でももう64歳。センターレスキューでの引き取りも制限を始めています。できるだけセンターから里親につなげるように切り替えています。それでも重症で入院が必要な負傷猫、疾病猫たちはどうしても私が引き取らなければなりません。
私が倒れた後を引き継げる人はまだ現れてはいません。手伝ってくれる人たちは複数いますが、私の活動をすべてできる人はまだいません。だから引き取りには制限かけなければ大変なことになります。ボランティアの多頭飼育崩壊ほど怖いものはないからです。(譲渡するには難しい子たちが大半を占めている場合が多い)
写真はセンターに骨折した状態で収容された激おこデヴィさんです。ゴージャスな長毛猫に変身しましたが、まだ世話をずっとしてきた夫にしか触れないです。その夫も未だに咬まれたりひっかかれたりしています。
この子はそろそろ誰かに引き継ぐ予定。。。
たぶんだが。。。