「うちの子が、あんな風に悔しがったのは、初めてなんです。先生のおかげです。お礼が言いたくて…」
先日、テストを終えて、保護者の方が、わざわざ伝えに来て下さいました。
この子は、おっとりとしていて、とても穏やかな子です。
ほっこりする感じ、癒される感じの子です。
ただ、保護者の方にとっては、その長所になんとなくもどかしさを感じているようでした。
親子という近い距離では、見えなくなっているコトも多いものです
保護者の方の希望もあり、お子さんも一緒に面談をさせていただくことになりました。
こんな時は、私の本領発揮です✨
子どもも大人もそうですが、どんなにおっとりしていたとしても、おとなしくて口数が少なかったとしても、自分の思いがちゃんとあります。
だから、ここで一番大切なのは、「待つ」こと。
答え方が分からない場合もあるので、質問を変えて聞いてみたりはします。
ただ、流暢に話すわけではないので、こちらから話したくなってしまうのですが、自分の言葉が出てくるまでは、決して焦らずに「待つ」です。
このおっとり穏やかな子も、がんばりたい気持ちもしっかりありましたし、成績も上げたいとちゃんと思っていました。
ですので、どんな風にやったら、自分から進んで勉強ができるかスケジュールを立てるようにしました。
ここでポイントは、できないスケジュールや理想のスケジュールではなくて、今の自分ができるワクワクするスケジュール作りです✨
子どもは素直なので、このことを伝えると、目をキラキラさせて、スケジュールを考え始めるのです。
その場にいる保護者の方は、自主的にやる子供の姿を見て感動したり、あ〜だこーだと口出しをしていたと気づいたりもします。
お気に入りのスケジュール表が完成すると、子どもは、自分から進んで勉強する、という感じになるのです。
そして、スケジュール表を作って迎えた初めてのテストで、算数は40点アップ⤴︎という嬉しい結果となりました。
ただ、保護者の方が一番喜んでいたのは、「悔しがっていた」ことだったんです。
そんな風に思えるくらい、自分から取り組んだことが嬉しかったんですね!
点数ではなくて、子供の変化に気づいている保護者の方が、とても素晴らしいなぁと感動していました。
ということで・・・
締めの言葉はこちらになります!
悔しい気持ちは、
それだけ自分で頑張った証拠✨
その自分の頑張りに気づいて、自分で認めてあげて、
そして、またそこから、「今」できることを精一杯やっていこうではありませんか❤️
悔しさも素敵なことですね✨
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この「心」がほしくて、ちょこっとずつ進んできました。
1日1%ずつから 始めていきました
そして 1日1% 続けていこうと・・・
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