ダイヤモンドバックテラピン(DBT)ベビーの雌雄判別法については、2018年9月と2022年2月に本ブログにてご紹介した。それにもかかわらず、DBTの雌雄は、甲長10 cmを超えて尾の形状、総排泄腔の位置を確認するまで決定することができないという万国共通の認識は変わっていない。私自身、成長してもなお、細くシャープな頭部を持つノーザンコンセントリック(黒龍血統)の姿を見て、DBTベビーの雌雄判別は、不可能だろうという諦めモードに入っていた。そんな矢先、2024年CBで、メスとは思えないほど頭部が細くシャープなオルナータDBTから学んだことがある。初心者でもわかるDBTベビー雌雄判別法、名付けて、Right Triangle Fitting Method(直角三角形あてはめ法)、満を持して本邦初公開である。
黒龍血統メス
まず、2022年に本ブログにてご紹介したDBTベビーの雌雄判別法のポイントを振り返ってみましょう![]()
下は、雌雄が決定したオルナータDBTの頭部の写真です。
左:メス、右:オス
この頭部の写真を基に、オスとメスの頭部の特徴を2022年に下記のイメージ図で表し、雌雄判別のチェックポイントを説明しました。
●DBT雌雄判別のための3チェックポイント
① 目の向き(イメージ図の①の線)
メスはオスに比して、左右の目が縦に平行に付く傾向があります。
これに対してオスの目は、鼻のライン方向を向きます。
② 顎の発達による目の位置(イメージ図の②の箇所)
メスの顎は成長と伴に横に広がってきますので、頭部を真上から見た場合、メスの目の付いている位置は、鼻・顎のラインより確実に内側(目は頭部に埋め込まれた形)になります。
これに対して、オスは顎の発達がメスほどではないので、頭部を真上から見た場合、オスの目は鼻先に向かって頭部の表面に付いているように見えます。
③ 鼻の形状(イメージ図の③の箇所)
DBTのオスは、メスに比して顎の発達が悪く頭幅が狭いので、鼻先から顎にかけて流線形で鼻が突き出して見えます。
成長が始まった甲長3 cm後半のベビーで、鼻から目・顎のラインが鋭角三角形になっている個体がいますが、このような個体は高い確率でオスです。
以上、以前ご紹介した雌雄判別法のダイジェスト版です。
これらに関しては今でも概ね的を得ていると思っていますが、間違っている部分もあります![]()
それは、最近気が付いたことですが、成長に伴ってメスの方がオスよりくちばし、顎が発達してくるのではなく、生まれながらにしてオスとメスの頭部の形状は、異なっているということです。
さて、ここからが本題です。
上のオルナータDBTの雌雄の写真と頭部イメージ図をもう一度見比べてみて下さい。
頭部に、イメージ図に描かれなかった完全に見落としていた雌雄の明らかな違いがあります。
わかりますか?
つづく


