大田区政施策調査団(アジア方面)➀
1日目(令和6年10月27日・日曜日)
◇ジャカルタで働く日本人経営者と意見交換
2日目(令和6年10月28日・月曜日)
ジャカルタ首都特別州南ジャカルタ市
訪問調査➀JETRO現地事務所訪問
◇インドネシア経済概況と日系企業動向について
➀インドネシアの概況
②日系企業動向
③主要政策とトピックス
◇スマトラ島出身の方から2004年インド洋スマトラ沖地震の体験談、アチェ州付近に漁に出ていて津波に逢い未だに行方不明の友人の話を伺った。

訪問調査②ジャカルタ国家防災局
以下、JICA資料参考
Ⅰインドネシアの自然災害の概要●日本と同様、環太平洋造山帯上の島国であるため、自然災害の状況は日本と類似し、地震による揺れ・津波、降雨による浸水被害、土砂災害、火山災害等がある。
●スマトラ島とカリマンタン島では、日本では馴染みの少ない泥炭地の森林火災がある。
●赤道直下に位置する台風・熱帯低気圧、前線による降雨は無いが、雨季(11月から4月)に対流性の短時間豪雨になっている。
●ジャワ島北海岸の都市部では、地下水の過剰くみ上げによる地盤沈下により、高潮被害リスクが低くなっている。
●最近の大規模災害としては、クラカタウ火山津波(2018年スンダ海峡)、バル地震津波(2018年スラウェシ中部)、チアンジュール地震(2022年西ジャワ)がある。
●現在までに、ダムの治水機能向上、都市排水(下水道整備)や火山砂防、地震・洪水警報、災害緊急ラジオの技術力向上などでJICAはインドネシアに協力。
●ジャカルタの伝統的建物は鉄筋が入っていないなどで地震の揺れに弱い。
●都市部の下水道整備が不十分で排水機能が低い。
Ⅱ国家防災庁 (BPBD)
◇インドネシアにおける防災の歴史
この防災法では、防災管理、防災活動、災害緊急事態の際の対応等について定められています。
➀2004年インド洋スマトラ沖地震(2004年12月26日スマトラ島アチェ州沖でM9.0と推定される海溝型巨大地震により津波が発生、死者及び行方不明者数30万人以上)を契機に分野横断的な組織の必要性が認識され、防災体制が見直された。
②2006年、防災法制定。2007年に防災管理、防災活動、災害緊急事態の際の対応等について定められた防災法第24号が制定。
③国家防災庁設立(インドネシア国軍、公共事業省、研究革新庁より人員を動員)
●防災計画、災害緊急対応、災害からの復旧・復興
●災害リスク評価、防災計画の進捗モニタリング、資金調達
●長官(国軍からの移動)の下、5部門の次官(調査企画、事前防災、緊急対応、復旧・復興、兵站)、3つのセンター(情報通信センター、指令センター、訓練センター)から構成される。この他に地方に指令センターの出先部署を設置しつつある。
●災害リスクに対する教育などの災害前の準備、災害発生時の対応、災害時ボランティアなどの災害が落ち着いた後の対応。
●災害を我が事として考える一つの例→海から3km離れた場所に自宅がある→地震発災20秒は自分の命を守る→次は20分以内に20mの高さの場所に避難する。「20・20・20と覚えておく」

















Ⅲ地方防災局(BPBD)
●国内の各州、県・市ごとに設置されている。国家防災庁 (BPBD)直轄の組織でなく、当該地方自治体に属し、内務省の管轄となる。人事異動はBPBDからは独立していて、当該地方自治体内で行なわれる。
●予算配分や機材供与が一部BPBDから行われている。
●ジャカルタ市内の災害リスクと対応
➀河川からの浸水被害対策→河川の水の流れをコントロールする、ダムをつくる。
②市内の排水能力が弱いこと→排水設備を整える。
③海からの海水流入(高潮・高波)→防潮堤を造る。




