デニス・ホッパーの軌跡 -10ページ目
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谷川建司『アメリカの友人/東京デニス・ホッパー日記』(キネマ旬報社刊)

デニス・ホッパーの軌跡-本の表紙

キネマ旬報社より刊行される『アメリカの友人/東京デニス・ホッパー日記』(2月初旬には書店店頭に置かれます)の表紙カバーです。実際には、この表紙カバーの下半分の写真部分の上に帯がついていて、その帯にはデニス・ホッパーの顔写真が大きく印刷されています。帯をつけた状態と、帯を外した状態とで二度楽しめる素敵な表紙カバーをデザインしてくれたのは、マブチデザインオフィスです。ちなみに、この階段を下りてくるホッパーの写真は、1994年に僕がデニスと一緒に京都旅行した際に、霊山観音を見学したあとに撮ったものです。この写真を含めて、来日時のデニスを僕が撮った写真の数々は展覧会にて展示します。谷川建司

今年三回目の香港より

『アメリカの友人/東京デニス・ホッパー日記』の著者、谷川建司です。今、今年三回目のワークショップ(於、香港大学)のために香港に来ています。上記の本は今回の香港の出発日に成田空港にて初校の校正を終え、1月末には仕上がる予定です。僕にとっては単著・編著・共編著・訳書など、これまで自分が手がけた本(背表紙に自分の名前が載っている本)としては19冊目の本となるのですが、これまでで一番思い入れのある、パーソナルな内容の本となっており、愛着はひとしおという感じです。年明けの1月29日からの同書刊行記念の展覧会(於、京橋のLUX Gallery)では、僕が過去20年以上にわたって収集してきたデニス・ホッパー関連のレアな資料を一挙に展示させていただくとともに、日本未公開のデニス・ホッパー出演作品(TV・映画)を1/30,2/4,5,6,10,11,12の全7夜にわたって上映するイヴェントも開催します。デニス・ホッパーという俳優・映画監督・写真家・アーティストにちょっとでも関心のある方にとっては目からうろこの情報満載の展覧会&イヴェントとなっていますので、ぜひ遊びに来ていただければと思います。……香港はやはりこの時期でも暖かく、ホテルの部屋では冷房が入っているほどです。明日には東京へ戻りますが、戻ったらすぐにクリスマス、お正月とバタバタしているうちに年が明けてしまいそうです。このブログを覗いてみてくれた皆様にとって2011年が素晴らしい年になることを願っています。ぜひ、年明けには京橋にて御目にかかれればと思っています。

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